セールスフォースとグーグルが戦略的提携――CRMアプリとAdWordsを統合/index/rss|IT業界動向|トピックス|Computerworld

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セールスフォースとグーグルが戦略的提携――CRMアプリとAdWordsを統合

技術開発やマーケティングなどを共同で推進
(2007年06月06日)

 米国セールスフォース・ドットコムとグーグルは6月5日、戦略的提携関係を結んだと発表した。両社は共同事業の第1弾として、「Salesforce Group Edition featuring Google AdWords」(以下、Salesforce Group Edition)を中小規模企業向けに販売する。

 Salesforce Group Editionは、セールスフォースが提供するオンデマンド型のCRMアプリケーション「Salesforce CRM」と、グーグルのオンライン広告配信サービス「Google AdWords」を組み合わせたもので、両社が共同で開発した。「(両サービスの統合は)非常にスムーズだった」と、セールスフォースのマーケティング担当シニア・バイスプレジデント、ケンドール・コリンズ氏は語った。


Salesforce Group Edition featuring Google AdWordsの試用サイト

 Google AdWordsは、Googleの検索結果と連動して広告を掲載するサービスである。広告主は自社広告を特定のキーワードと関連づけることで、そのキーワードが検索された場合にのみ、検索結果ページに自社の広告を掲載することができる。

 Salesforce Group Editionを導入した企業は、最初にGoogle AdWordsにアクセスし、特定の検索キーワードに関連づけた自社広告を作成する。この広告をユーザーがクリックすると、そのユーザーは広告主のWebサイトに誘導され、連絡先などの入力を促されることになる。

 ユーザーが入力した情報は、新規リードとしてSalesforce CRMに自動的に登録される。もちろん、登録された情報は以降、Salesforce CRMを介して社内で共有・管理することができる。

 セールスフォースは、Salesforce Group Editionを試用できるサイトも用意している。

 Salesforce Group Editionは、世界43カ国を対象に、14種類の言語で提供される。年間の利用料金は5ユーザー・ライセンスで1,200ドル。リリース・キャンペーン期間中(6月5日から30日間)に申し込めば、最初の1年間は600ドルで利用できる。

 Salesforce Group Editionに関するセールスフォースとグーグルの契約は非排他的なものだ。それは、売上げの分配方法にも表れている。Salesforce Group Editionの年間利用料金の売上げはセールスフォースが全額受け取り、そこで発生する広告の売上げについては、ごく一部がセールスフォースの取り分となり(割合は未公表)、残りはすべてグーグルの収入となる。

 両社は、技術開発やマーケティングなどを共同で推進するとしている。

(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)

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