2006年度の“省エネ”ソリューション市場規模は2,190億円
2010年度には3,160億円規模にミック経済研究所は7月3日、温暖化ガス削減対策から“省エネ”市場が拡大した結果、2006年度のエネルギー・マネジメント(EM)システム・ソリューション市場規模が2,190億円になったとする調査結果を発表した。同市場は、今後2012年度まで年平均10%で成長を続け、2010年度には3,160億円規模になると見られている。
今回の調査は、EMシステム・ソリューション市場への参入企業110社を対象として、面接取材を中心に実施し、主要参入企業29社の個別実態と残り81社の数値を積み上げて同市場全体を推定したという。
同市場を構成するソリューションごとの構成比と市場規模は、中央監視システム-システム・インテグレーションが59.6%の1,304億5,000万円、中央監視システム-設備維持管理・運用が29.2%の639億4,900万円、遠隔監視システム-ASP方式が3.3%の71億6,500万円、遠隔監視システム-マネジメント・アウトソーシングが6.3%の137億1,600万円、エネルギー診断・コンサルティングが1.6%の34億9,300万円となっている。
また、それぞれのソリューションごとの今後の推移については、2010年の時点で、中央監視システム-システム・インテグレーションが1,800億円、中央監視システム-設備維持管理・運用が840億円、遠隔監視システム-ASP方式が160億円、遠隔監視システム-マネジメント・アウトソーシングが280億円、エネルギー診断・コンサルティングが80億円にまで拡大すると推定している。
市場の伸張の根拠としては、中央監視システム関連については、景況の回復傾向を受け、活発な設備投資により新築建物物件ビジネスが増加傾向にあることから、今後も堅調に増加すること、そして遠隔監視システム関連については、今夏、温暖化ガス削減目標の達成に向け事務所や店舗などに対し自主行動計画の設定が求められたことなどにより、サービス業を中心とする業務部門や中小事業所の省エネ対策が今後一段と加速化することが予想されることが挙げられている。
調査結果の詳細は、同社が7月2日に発刊した、「IT活用によるエネルギーマネジメントシステム・ソリューション市場の現状と展望2007年度版」に掲載されている。
ミック経済研究所
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(CIO編集部)
























