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IT業界動向

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IBMの2Q決算、増収増益を記録――ソフト/サービス部門が好調

過去6年で最高の成長率に
(2007年07月19日)

 米国IBMは7月18日、2007年度第2四半期(4-6月期)の決算を発表し、売上高が前年同期比9%増の238億ドル、純利益が同11.8%増の23億ドルとなり、過去6年間で最高の成長率となったことを明らかにした。

 また、1株当たりの利益は、前年同期比19%増の1ドル55セントとなった。トムソン・フィナンシャルがまとめたアナリストの事前予測は、売上高が231億ドル、1株当たりの利益は1ドル47セントだった。

 IBMで会長兼CEOを務めるサム・パルミサーノ氏は、「(今四半期の成長率が)過去6年間で最高となったのは、ソフトウェアとサービスの拡充が顧客から高く評価されたことのあかしだ」との声明を発表した。

 なお、今回の決算には、リコーへのプリンタ事業の売却益8,100万ドル(税引き前)が含まれている。この売却益を除くと、営業収益は前年同期比8%増の220億ドルとなる。

 地域別の売上高を見ると、北米は前年同期比6%増の101億ドル、ヨーロッパ、中東、アフリカは同13%増の82億ドル、アジア太平洋地域は同10%増の46億ドルで、北米以外では2ケタ台の伸びを示している。

 また部門別では、サービス/ソフトウェア部門が堅調な伸びを見せた。グローバル・ビジネス・サービス部門の売上高は前年同期比10%増の43億ドル、ソフトウェア部門の売上高は同13%増の48億ドルとなった。

 同社CFO(最高財務責任者)のマーク・ローリッジ氏は、今年4月に2007年度第1四半期の決算を発表した際、米国企業向けのビジネスが工業、金融サービス、通信の各業種で低迷していることを明らかにしていた。

 その際、同氏は低迷の理由について明言を避け、2007年度第2四半期は、北米のビジネスが緩やかに回復するという予測を示していた。

 また同社は同日、新型デュアルコア・プロセッサ「POWER6」を搭載したミッドレンジ・サーバ「System p 570」の出荷を開始したことも明らかにしている。

(チャイナ・マーテンス/IDG News Serviceボストン支局)

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