グーグルの買収攻勢、今度はSNS企業のジャイクを手中に
トゥイッターの競合ベンダーで買収額は非公開米国グーグルは10月9日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を手がけるフィンランドの新興企業ジャイクを買収すると発表した。買収金額などは明らかにしていない。
ジャイクは米国トゥイッターの競合とされているが、ジャイクは自社のサービスについて、「アクティビティ・ストリームをユーザーが共有できるようにするためのもの」と説明している。
ジャイクによると、アクティビティ・ストリームとは「日常の出来事のログ」であり、例えばユーザーが参加するイベントの詳細、写真、質問などが含まれる。ユーザーはインスタント・メッセージやテキスト・メッセージを介して、オンラインや携帯電話に新しいアイテムを投稿することができる。
ジャイクは買収発表に合わせ、新規のユーザー登録を中断しているが、既存ユーザーの招待による同サービスへの参加は可能だ。また同社のWebサイトによると、既存ユーザーは新規サービスのテストへの参加を申し込めるようになっている。
ジャイクはまた、連絡先リストにある友人が投稿したアイテムを携帯電話で閲覧する機能も提供している。その際、ユーザーはステータスやロケーション、カレンダーなどのアイテムをほかのだれとでも共有できるようにするか、あるいは一部の連絡相手とだけ共有できるようにするかを選択可能だ。こうした機能は、「Series 60」プラットフォームを搭載したノキア製の携帯電話で利用できる。
グーグルは自社ブログで、ジャイクに関心を抱いた理由について「コンピュータを使用中であろうと、携帯電話を使用中であろうと、忙しい人たちが知り合いと連絡を取り合いやすくしてくれるサービスだからだ」と説明している。
ジャイクは2006年初頭に創業した新興企業で、同年7月にサービス提供を開始した。拠点はヘルシンキに置いている。
グーグルはここ数年、大小取り混ぜ多数の企業買収を行っている。最近では、メール・セキュリティ・ベンダーである米国ポスティーニの買収が記憶に新しい(関連記事)。
また、「グーグルが携帯電話を開発中」との憶測が飛び交うなか、グーグルは2週間前にもモバイルSNS企業のジンクを買収している(関連記事)。
(ナンシー・ゴーリング/IDG News Service シアトル支局)



























