Broadcom、Qualcomm製チップの製造差し止めを請求へ
Qualcommによる特許侵害を米国連邦裁判所が認定無線半導体メーカーのBroadcomは11月23日、長期にわたり特許侵害で争っているQualcommへのチップ製造禁止命令を裁判所に請求する意向を明らかにした。Qualcommによる3件の特許侵害を米国連邦裁判所が最終的に認定したのを受け、チップ製造の差し止めをあらためて求めるとしている。
カリフォルニア州南部地区連邦地裁判事であるジェームズ・V.セルナ(James V. Selna)氏は11月21日、Broadcomの携帯電話向けベースバンド技術に関する特許3件をQualcommが故意に侵害したとする、連邦陪審の今年5月の判決を最終的に承認した。
Broadcomは損害賠償として1,960万ドルが認められる。同社は11月23日、Qualcommが特許を侵害したとして、3G(第3世代)およびEVDO(Evolution Data only)における携帯電話用チップの製造禁止命令を裁判所に求めることを明らかにした。
Selma氏は当初、別の判決を踏襲して賠償額を2倍にしたが、その後、連邦法の変更を受けて賠償額を元に戻している。
Broadcomは、Qualcommによる侵害の範囲を確定する再審理を要求できたが、同社はそれを控えた。Broadcomの代理人、デービッド・ロスマン(David Rosmann)氏は今年10月、禁止命令を得ることは損害賠償よりも重要だと述べている。
なお、今回の訴訟は、携帯電話用チップ市場でQualcommとBroadcomが係争している複数の裁判のうちの1つである。
(Jeremy Kirk/IDG News Service ロンドン支局)
























