HP、自社製PCのエネルギー消費量低減を約束
2010年までに全PCラインで消費量を25%低減へ米国Hewlett-Packard(HP)は1月8日、PCのエネルギー消費量を25%低減するという計画を発表した。自社の全PC製品ラインを対象に、2010年までに達成するとしている。
HPによると、高効率の電源装置や省電力チップセットなどを自社製PCに採用し、エネルギー消費量の低減に結び付けるという。同社はこの計画を、米国ラスベガスで開催中の「International Consumer Electronics Show(CES)」で発表した。
HPは、米国の電子製品環境アセスメント基準「EPEAT(Electronic Product Environmental Assessment Tool)」に基づく同社製品の評価についても明らかにした。それによると、同社は現在、EPEATの3段階評価レベル(評価が高い順にゴールド、シルバー、ブロンズ)のうちゴールドおよびシルバーに分類された製品を20数種類販売しているほか、ゴールド評価の製品数でも業界をリードしていると評価されている。
EPEATは、製品が環境に与える負荷をユーザー側で比較評価できるようにする仕組みで、デスクトップPCやノートPC、モニターなどが対象となっている。
HPのエグゼクティブ・バイスプレジデント、トッド・ブラッドリー(Todd Bradley)氏は発表声明の中で、製品のライフサイクル全体にわたり環境に配慮したコンポーネントとプロセスを採用していると強調。それがEPEAT環境基準での高い評価につながったと述べている。
「当社は2010年までにエネルギー消費量を25%低減するという目標の達成に専念している。今回EPEATゴールドに分類された製品が増えたことは、HPが自社製品とビジネス・プロセスの環境への影響削減でIT業界をリードしていることを実証している」(Bradley氏)
HPは2007年、PCベンダーとしては初めてEPEATゴールドの評価を得た。その対象となったのが「HP Compaq rp5700 Long Lifecycle Business Desktop PC」である。
HPは同年、ビジネス・ユーザー向けの「HP Compaq dc5700」「同dc5750」「同dc7700」の3製品についても、米国環境保護庁(EPA)の新Energy Star基準に適合させた。これら3製品は、現行モデルよりも早くスリープ/アイドル・モードに移行したり、効率80%の電源装置を採用したりすることで消費電力を減らすよう工夫が施されている。
(Sharon Gaudin/Computerworld オンライン米国版)



























