Microsoft、Yahoo!に総額446億ドルで買収を提案
オンライン広告市場でGoogleの独走を阻止するのがねらい米国Microsoftは2月1日、米国Yahoo!に対し、総額約446億ドル(約4兆7,500億円)の買収案を申し入れたと発表した。Microsoftは446億ドルを、現金と同社の株式を割り当てる方式で支払うとしている。
Microsoftは今回の買収案について、「オンライン広告市場は“ひとりのプレーヤー”によって支配されつつある。われわれとYahoo!が合併することで、(このプレーヤーに対する)競争相手となることができる」と説明している。もちろん「ひとりのプレーヤー」とは、米国Googleだ。
Microsoftは今後3年の間で、オンライン広告市場は現在の400億ドルから800億ドルに成長すると予測している。Microsoftは「われわれとYahoo!が合併すれば、オンライン広告市場で優位に立てる」とコメントした。
またMicrosoftは今回の買収で、検索エンジンの開発、オンライン広告、ビデオやモバイルなどの分野で、年間約10億ドルの相乗効果が期待できると試算している。
Microsoftでチーフ・ソフトウェア・アーキテクトを務めるレイ・オジー(Ray Ozzie)氏は、「MicrosoftとYahoo!が一体になることで、われわれの顧客に対し、(1社だけでは提供できなかったような)すばらしい体験を提供することできる」と声明文でコメントした。
MicrosoftはYahoo!の1株当たりの株価を、1月31日締めのNASDAQ株式市場終値に62%のプレミアムを上乗せした31ドルで評価している。Microsoftは「今年の下半期には買収に対する承認を得たい」としている。なおYahoo!は2月1日、「要求していない提案が、Microsoftから示された。われわれは自社の戦略と企業価値を向上させるため、Microsoftの提案を慎重かつ迅速に検討する」との声明を発表した。
(Jeremy Kirk/IDG News Service ロンドン支局)
























