Yahoo!、検索結果への情報追加を可能にする「オープン検索」を提供へ
「サイト運営者、Yahoo!、ユーザーの3者にとって有益」と担当者米国Yahoo!は2月26日、Yahoo!検索エンジンのAPIの一部を公開し、Webサイト運営者が、Yahoo!検索結果にさまざなな情報を追加できるようにする「オープン検索」に取り組む方針を明らかにした。公開されるAPIは「Search Monkey」(開発コード名)と呼ばれ、同APIによりWebサイト運営者は、レイティングやレビュー、画像、ディープ・リンクなど、各種のデータをYahoo! Searchの検索結果ページに直接追加できるようになるという。
新たな方針について、米国Yahoo! Search担当シニア・バイスプレジデント兼ゼネラル・マネジャー、ビッシュ・マキジャニ(Vish Makhijani)氏は次のように語った。「われわれの意図は明確だ。よりリッチで有用な検索結果を提供することで、ユーザーがより効率的に検索を完了できるようにすることだ。今後、ユーザーはタイトル、概要、URLの代わりに、Webサイトに埋め込まれた大量のデータを取り込んだリッチな検索結果を得られるようになる」
同氏によると、Search Monkeyの利用により、Webサイト運営者は、Yahoo!の検索結果に掲載させたいデータを供給でき、Yahoo!の「Machined Learned Ranking」技術を使って、ユーザーに適切な検索結果を提供できるようになるという。「サイト運営者やYahoo!にとってだけでなく、何よりYahoo!のユーザーにとって大きなプラスとなるはずだ。また、ユーザーは必要に応じて、オープン検索に関連する機能をオフにもできる」(Makhijani氏)
Yahoo!はオープン検索のイメージとして、米国カリフォルニア州のある日本食レストランを検索したところ、従来であればURL、概要、アドレスのみが表示されていたところに、レイティング、料金情報、レビューや写真のリンクも表示されるという一例を示した。同社はオープン検索およびSearch Monkey APIの公開について、今後数カ月以内に詳細を説明する方針という。
一方、25日にはGoogleも、同社が2006年に発表した「Subscribed Links」と呼ばれる同様の取り組みについてあらためて言及している。Subscribed Linksは、ユーザーが検索結果をカスタマイズし、自分のGoogle検索ページに追加できるようにするため仕組みだ。
米国Googleのソフトウェア・エンジニアでWebスパム・チーム主任のマット・カッツ(Matt Cutts)氏は、「Subscribed Linksにより、ユーザーは自社のサービスへのリンクを表示したり、質問に答えたり、有用な数値を計算したりできる」と説明している。
(Heather Havenstein/Computerworld米国版)



























