オラクルの対グーグルJava訴訟、判事が損害賠償請求額の引き下げを命令|IT業界動向|トピックス|Computerworld

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オラクルの対グーグルJava訴訟、判事が損害賠償請求額の引き下げを命令

「オラクルの専門家が算定した金額は過大」と米国連邦地裁判事
(2011年07月25日)

 米国Oracleが、AndroidがJavaの特許と著作権を侵害しているとして米国Googleに対して起こしている訴訟で、損害賠償請求額の引き下げを判事に命じられたことが、裁判所文書で明らかになった。

 米国連邦地裁のウィリアム・アルサップ(William Alsup)判事は7月22日に出した命令書で、Oracleの専門家が、「Googleは、OracleのJava特許に対する侵害の賠償金として、最大61億ドルを支払うべきである」という結論を導き出したのは、行き過ぎだと断じた。

 Oracleの損害賠償請求額は1億ドルを「検討の出発点」として、さまざまなファクターを踏まえて、それより多い額か少ない額に調整されるべきだと、アルサップ判事は述べている。

 同判事は、命令書に次のように記している。「Oracleが損害賠償請求額を算定するために起用した専門家は、さまざまな点で行き過ぎた報告を作成した。そのそれぞれが複合して、賠償請求額が法外な金額になっている。明らかに、その目的は、いわば“コストゼロで”、どれだけの金額が手に入るかを追求することにある」

 Oracleに起用された専門家である米国ボストン大学のイアン・コックバーン(Iain Cockburn)教授は、推計を見直して再提出することができるが、アルサップ判事はOracleに対し、これが最後の機会だとクギを刺した。

 「前もって警告しておくが、次が正念場になる。次の最終報告が、実情に沿った必然的なものでなければ、再作成を許可されることなく、まったく無視されることになる可能性がある」と、アルサップ判事は述べている。

 Oracleにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。

(James Niccolai/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)

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