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【CompTIA調査】

企業の紙使用率は依然高いとの調査結果

CompTIAが「ペーパーレス・オフィス」は予想以上に普及していない現状を浮き彫りに
(2011年09月21日)

 CompTIAの最新調査によれば、企業はペーパーレス環境への移行を急いではおらず、むしろ一部の組織は前より紙の書類を重用しているという。

 コンピュータ業界の企業団体であるCompTIAは、400名のITおよびビジネス・エグゼクティブを対象としたプリンタ利用に関する調査を行い、大半の企業が今後2年間の紙の使用量は現状維持、もしくは増加すると見ていることを明らかにした。

 同調査では、38%の企業が2年前より多くの紙ドキュメントを印刷していると回答し、8%は印刷量が著しく増えたと述べた。一方、変わらないと答えたのは27%、印刷量が減ったとしたのは23%で、3%のみが著しく減ったと話している。

 調査対象者は今後2年間における印刷のニーズについても質問されたが、ほとんどの項目で回答のパーセンテージはほぼ変わらなかった。

 CompTIAのリサーチ担当副社長、ティム・ハーバート(Tim Herbert)氏は、「紙の書類が衰退していない現状に驚いた」と感想を語った。

 ハーバート氏は、例えば搭乗券や地図のプリントアウトなど個人的な印刷は減少傾向にあるものの、業務関係の印刷は従来のペースを維持していると考えている。

 紙の使用を避けるようになった企業も一部には存在するが、教育機関や政府機関、医療ケア業界といったセクターに属する組織はいまだに紙への依存度がきわめて高いと同氏は説明した。

 CompTIAはIDCの調査データを引用し、プリンタの販売台数もこうしたトレンドを裏打ちしていると指摘した。IDCによると、2010年には世界で1億2,520万台のプリンタが出荷されており、前年比12.1%増を記録したという。

 今回の調査は、マネージド・プリント・サービス市場の企業に向けたもの。CompTIAは調査結果に基づき、プリンタのメンテナンス・サービス以上のものを顧客に提供するようこうした企業にアドバイスしている。また、ドキュメントの保持やワークフローといった書類管理関連サービスを提供していく方向を目指すべきだとも、CompTIAは主張している。

(Patrick Thibodeau/Computerworld米国版)

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