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【iSuppli調査】

ノートブックPCの出荷台数がデスクトップPCを上回る──2008年3Q世界市場

前年同期比40%増の3,860万台を記録、デスクトップPCは1.3%減の3,850万台
(2008年12月24日)

 米国の調査会社iSuppliによると、2008年第3四半期(7〜9月期)に世界のノートブックPCの出荷台数が初めてデスクトップPCの出荷台数を上回り、前年同期比40%増の3,860万台を記録した。一方、デスクトップPCの出荷台数は前年同期比1.3%減の3,850万台となっている。

 iSuppliのコンピュータ・プラットフォーム担当主任アナリストのマシュー・ウィルキンス(Matthew Wilkins)氏は、「しばらく前からノートブックPC市場の勢いは増していたため、今回ノートブックPCの出荷台数がデスクトップPCの出荷台数を上回ったのはそれほど意外なことではない。ただし、新たなノートブックPC時代の幕開けという意味で、PC市場にとって重要なニュースだ」と述べている。

 昨今の世界的な景気後退の局面にあっても、2008年第3四半期の世界のPC出荷台数は前年同期比15.4%増の7,900万台を達成した。ベンダー別では、米国Hewlett-Packard(HP)が18.8%でトップ・シェアを獲得し、2位の米国Dellより390万台多い出荷台数を記録している。


HP、Dellは共にUMPCへも注力しており、更なるシェア拡大を狙っているようだ。HPのUMPC「HP Mini 1000」(左)とDellのUMPC「Inspiron Mini 12」

 今回シェアを大きく伸ばしたのは台湾Acerだ。同社は、新しいUMPC(ネットブック)の製品ラインを中心に2008年第2四半期よりも出荷台数を300万台伸ばし、前期比で45%増、前年同期比で79%増を記録した。同社は年末商戦期に向けてUMPCを積極的に売り込んでおり、第4四半期にはその成果がさらに明確に表れるものと期待される。


AcerはUMPC市場で大きくシェアを伸ばした(写真は「Aspire One」)

 第3四半期のPC市場が予想より好調に推移したのを受けて、iSuppliは2008年通年の世界PC市場の成長率予想を12.5%から13%に引き上げた。2009年のPC出荷台数については、同社は前年比4.3%増を見込んでいる。

(David Murphy/PC World米国版)

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