第4回 EVERNOTE(エバーノート)
とりあえず記録できる“どこでもメモ”多忙なビジネス・パーソンにとって、ハイスペックなビジネス・モバイルは欠かせないツールだ。モバイル派のビジネス・パーソンが知っておきたいWebアプリケーションを取り上げる本連載、第4回目は最近注目を集めている「EVERNOTE(エバーノート)」を紹介しよう。
山市良/ライター
無料で無制限の保存容量
「すべてを記憶する」がウリ
かつてビジネス・パーソンの“相棒”と言えば、ビジネス手帳やシステム手帳といった1年ごとに新調する手帳だった。手帳はカレンダー、スケジュール管理、アドレス管理、仕事のメモ、日記、家計簿など、使う人それぞれの方法でいかようにも活用できる。
EVERNOTEは、この手帳の役割をそのまま電子化したと考えればよいだろう。
簡単に言えばEvernoteは、クラウドベースでノートブック・アプリケーションとその“ストレージ”を提供するサービスである。2010年3月に日本でのサービス提供が開始されたばかりの、比較的新しいサービスだ。
Evernoteは、アカウントを登録すれば、だれでも無料で利用できる。Evernoteのフロント・エンドとしては、Windows OSおよびMac OS X対応のデスクトップ版リッチ・クライアントのほか、「Internet Explorer」「Safari for Mac」「Firefox」「Google Chrome」などに対応したWebブラウザ版、iPhoneやBlackBerry、Palm Pre、Sony Ericsson X Seriesといったといったスマートフォン向けのアプリケーションも用意されている。
どのフロント・エンドを使用する場合でも、保存したノート(データ)はクラウド上のサービスと同期され、別のどのフロント・エンドからもアクセスすることができる。つまり、スマートフォンで保存した情報を、インターネット環境が利用できるビジネス・モバイルから簡単に取り出せるのだ。
Evernoteにはテキスト、音声メモ、写真、Webページ、インク(手書き)ノート、ファイルなど、あらゆる種類の情報を格納することができる。無料でも保存容量に上限はない。ただし、無料「スタンダード会員」は、1カ月当たり40MBまでしかアップロードできず、アップロードできるファイルの種類には制約がある。有料の「プレミアム会員」(1カ月5ドル/1年間45ドル)になればEvernoteのすべての機能を利用できるほか、毎月500MBまでのアップロードが可能となる。


















