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ITアウトソーシング

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【Gartner予測】

米国企業のITアウトソーシング費、2011年には最大のIT支出へ

総支出額の30%以上に達し、電気通信コストを上回るとの予測
(2008年05月20日)

 米国の調査会社Gartnerがまとめた調査リポートによると、米国企業におけるアウトソーシング/外部サービス支出額が、2011年にはIT市場における総支出額の30%以上を占め、電気通信関係のコストを上回って最大のシェアを占めることになるという。

 Gartnerは、ワシントンで開催されているアウトソーシング関連のイベント「Outsourcing & Vendor Management Summit 2008」(5月19〜21日開催)で、この調査リポートを発表する予定である。同社によると、米国企業のITサービスのうち、国外へアウトソーシングしているのは現在は15%程度であるが、2013年には25%に、2018年には40%に増える見通しだという。

 Gartnerは、「人件費の安い地域のスタッフを使うことでコストを削減すると共に、さまざまな技能を持った人材にアプローチできるようになる。コストを可能な限り削減したいと考えている企業は、国外サービスの利用水準を高める必要がある」と述べている。

 Gartnerのアウトソーシング/ITサービス担当リサーチ・バイスプレジデント、ロバート・ブラウン(Robert Brown)氏は、労働集約型の業務においてはプロセスの自動化技術を利用することで、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)以上のコスト削減効果が得られるとの見方を示している。同氏によれば、現在、アウトソーシングされるプロセスのおよそ90%は手作業で行われており、プロセスの自動化率は1998年以降、5%程度しか増えていないという。しかし、今後はプロセスの自動化が進み、2013年には35%、2018年には55%のプロセスが自動化されると予想している。

 またGartnerは、現在BPOを導入している企業は有効市場(TAM)のおよそ10%程度にすぎないものの、10年後の2018年には25%の企業がBPOを導入すると予測している。Brown氏は、「ビジネス・プロセスを国内外の企業へアウトソーシングすることに不安を感じる企業は少なくないが、多くの企業にとってBPOは有効なモデルだ」と説明する。例えば、従業員の採用や給与支払いといった人事関係のビジネス・プロセスをアウトソーシングしたり、自動化したりした場合、多くのコスト節減効果が得られるという。

 「ビジネス・プロセスを国外にアウトソーシングする際には、基本的に労働集約型の業務をアウトソーシングするとよいだろう。業務を自動化できれば、さらに大きなコスト節減効果が得られる。コスト節減という観点で見れば、アウトソーシングよりも自動化のほうが有効かもしれない」(Brown氏)

(Denise Dubie/Network World米国版)

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