ANA、インドのウィプロと共同で資材管理の改革を推進
改革プロジェクトの第1フェーズを完了インドのバンガロールに本拠を構えるウィプロ・リミテッドのグローバルITコンサルティング/アウトソーシング事業部門、ウィプロ・テクノロジーズは11月17日、全日本空輸(ANA)の旅客機部品/資材管理システムの改革プロジェクトに関して、その第1フェーズが完了したと発表した。
ウィプロとANAは2006年から提携関係にあり、その提携の下、ANAは2009年に資材管理システムの改革に着手。ウィプロはこのプロジェクトの中で、アプリケーション開発とプログラム管理、ベンダー・マネジメントなどのサービスを提供しており、プログラム管理については完全な権限を移管されている。
今回の発表によれば、先ごろ完了したプロジェクトの第1フェーズでは、エンジニアリング・オーダー(EO)やサービス・ブレティン(SB)、耐空指令といった、ANAのエンジニアリング/購買システムの機能に、いくつかの機能の追加と強化が行われたという。
この改革により、ANAのコンプライアンス・プロセスや品質管理プロセス、およびスペア・パーツ需要予測の精度/プロセスが改善されるほか、在庫ストックの最適化も図られるもようだ。また、資材管理システムの強化により、各パーツのライフサイクル管理も効率化される。
ウィプロの発表文の中で、ANAのIT推進室 上席執行役員、幸重孝典氏は、ウィプロの貢献を以下のように評価している。
「当社がウィプロと提携した理由は、航空業界に対する彼らの理解の深さと、実績に裏打ちされたグローバルなベストプラクティスに魅力を感じたからだ。実際、今回のプロジェクトを通じて、当社にとってウィプロが最適なパートナーであるとの確信がさらに強まり、彼らと当社との協力関係が一層強化されることになった。これは、ITに対する当社の先見性を証明するものでもある」(幸重氏)
他方、ウィプロ・テクノロジーズでリテール/CPG トランスポーテーション&ガバメント担当上級副社長を務めるバーニュマーシー B M(Bhanumurthy B M)氏は、「今回の複雑なプログラムの完了により、2つのことが証明されたと言える。1つは、この領域における当社の能力の高さであり、もう1つは、われわれが推進しているグローバル・デリバリ・モデルの(日本企業にとっての)価値の大きさだ」と述べている。
(Computerworld.jp)



























