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【解説】
ジュニパーが企業ネットワーク市場でシスコに比肩するには――専門家が分析
躍進のカギを握るのは、大規模企業向け「EX」スイッチの売れ行き
(2008年05月30日)
「米国Juniper Networksがウォール街の利益見通しに応えるには、同社はユーザー企業に、もっとネットワーク機器を売り込む必要がある」――米国の投資銀行Lazard Capital MarketsとUBS Warburgは先ごろ、このような調査リポートを発表した。
Tim Greene
Network World米国版
企業向け市場シェアでCiscoの後塵を拝するJuniper
両社によるリポートによると、Juniper Networksの業績は概ね好調なものの、投資家が求める成長を達成するには、企業のネットワーク・インフラに、同社製ネットワーク機器の採用をいっそう促すことが不可欠だという。
だが、ライバル・ベンダーとの競争を考えれば、これは決して容易なことではない。「Cisco Systemsはこの市場で独占的なシェアを持ち、幅広いネットワーク製品を取り揃えてネットワーク・エコシステムをほとんど網羅している。これに比べれば、エンタープライズ・ネットワーク市場におけるJuniperの存在は微々たるものだ」と、Lazardのリポートには記されている。
また、UBS Warburgの調査リポートによると、Juniperは、大規模ネットワーク向けルータ、ネットワーク・セキュリティ、WAN最適化アプライアンス、同社独自のNAC(Unified Access Control)アーキテクチャを得意としているが、さらに成長できるかどうかは、2008年1月に同社が発表した大規模企業向けEthernetスイッチ「EX」シリーズにかかっているという。
| Juniper Networksが2008年1月に発表した大規模企業向けEthernetスイッチ「EX」シリーズ |
UBS Warburgのリポートにはこう記されている。「法人顧客にどこまで売り込めるかは、EXシリーズの人気次第だ。EXスイッチの普及に弾みをつけるにはそれなりの初期投資が必要だが、展開戦略をうまく進めれば、長期的に20%以上の持続可能な成長を達成し、営業利益を拡大できるはずだ」
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