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[米国]
【HP Software Universe 2008】
新ソフトウェア事業戦略を打ち出したHPの“本気度”
10の動向に見るHPのソフトウェアにかける意気込み
(2008年06月20日)
8. Mercury買収以降の顧客サポート低下を認める
HPは、Mercury買収以降の顧客サポートの低下を認めている。HPはソフトウェア・サポートに1,000人のコンサルタントを動員することを表明しているが、Hogan氏は同コンファレンス開催中、HPは自前のソフトウェアや買収したソフトウェアを利用する顧客へのサポートを改善する必要があることを認めた。
「特に、Mercuryから継承した顧客へのサポートに問題があった。すぐれたサービスを確立するまで、改善の手を緩めないようにするつもりだ」(Hogan氏)
9. ITIL普及に尽力
HPは、ITサービス管理のベスト・プラクティスの普及推進に力を注いでいる。同社はITILの最新版である「ITIL Version 3」の執筆に参加しており、そのプロセスを「HP Release Control 4.0」などの変更管理製品に統合している。また、構成管理ツールの「HP Configuration Management System(CMS)」は、HPがOpsware買収で取得した自動化技術と、変更管理や構成管理のアプローチを結び付けるものだ。
「ITプロセスの自動化技術と構成管理データベース技術は密接に関係しており、いずれもお互いの進化を必要としている」と、米国Enterprise Management Associatesのリサーチ担当バイスプレジデント、デニス・ドログセス(Dennis Drogseth)氏は語る。「ベンダーがベスト・プラクティスを採用し、強力な変更管理方法を提供すれば、顧客はより積極的にプロセス自動化を進めることができる」(同氏)
10. SaaS型ビジネスを本格開始
HPは、Software Universeの開催期間中に、新しいSaaS(Software as a Service)提供モデル「HP SaaS」を発表した。これはHPが自社の各種管理ソフトウェアをホスティングして管理し、サブスクリプション・ベースで顧客に提供するものだ。HPは約8カ月前からSaaSプログラムを実施しており、これは大手管理ベンダー4社の中で、SaaSを事業化している唯一の例だ。
HPの顧客である医療機関大手米国Cardinal Healthのエンジニア、ドン・ジャクソン(Don Jackson)氏は、「HP SaaSのおかげで、一部の作業はフルタイムの管理者が行う場合の10%の所要時間で処理できている」と語っている。
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