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[米国]
マイクロソフト、Windows Mobile 6.1と「IE Mobile」の新版を発表
セキュリティ/管理機能が大幅に強化、「BlackBerryの強力なライバルになる」と専門家
(2008年04月02日)
米国Microsoftは4月1日、モバイルOSの最新版であるWindows Mobile 6.1と、同OSに搭載されるモバイル向けWebブラウザ「Internet Explorer(IE) Mobile」の新版を発表した。同社は「Windows Mobile 6.1は2008年第2四半期中に、IE Mobileの最新版は2008年第3四半期中に提供する予定だ」としている。なお、価格は明らかにされていない。
IE Mobileの最新版は、Webページの切り替えや拡大などの機能が追加され、「Adobe Flash」、「Microsoft Silverlight」、「H. 264」(ビデオ形式)にも対応している。Microsoftでモバイル・コミュニケーション担当シニア・ディレクターを務めるジョン・トレーナー(John Traynor)氏は、「IE Mobileの最新版は、IEデスクトップ版と同様のエクスペリエンスが得られる」と述べた。
企業のITマネジャーが注目しているのは、集中管理機能だろう。Windows Mobile 6.1は、モバイル・デバイス向け管理サーバ「System Center Mobile Device Manager 2008」と連携させれば、従来のモバイル・デバイス向け管理サーバでは実現できなかった100種類以上の管理/セキュリティ機能が利用できるようになるという。
「例えばモバイル・デバイスに搭載されているカメラ機能をオフにしたり、特定アプリケーションの利用を許可/拒否したりすることができる。さらに、モバイル・デバイスで利用するメモリ・カードに格納されているデータを暗号化することも可能だ」(Traynor氏)
米国Gartnerのアナリスト、ケン・デュラニー(Ken Dulaney)氏は、「Windows Mobile 6.1に搭載された管理機能は、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)の電子メール・サービス『BlackBerry』に匹敵する管理機能と言える。(同OSを搭載したモバイル・デバイスは、)市販製品のなかでも最もセキュアな製品となるだろう」と評価した。
また米国Creative Strategiesのアナリスト、ベン・バジャリン(Ben Bajarin)氏は、「Windows Mobile 6.1は、コンシューマーと企業ユーザーが望む機能をすべて搭載している」と評価し、以下のように指摘した。
「モバイル・デバイス市場では、コンシューマーからの支持を得られるかどうかが、成功のカギとなる。同市場にはBlackBerryと米国Appleの『iPhone』という強力なライバルが存在する。両者ともコンシューマーと企業ユーザーの両方をターゲットにしている。Microsoftがこれらと競争するためには、新規モバイル・デバイスの導入を検討しているすべてのユーザーに対し、魅力的な機能を提供し続ける必要がある」(Bajarin氏)
(Matt Hamblen/Computerworld米国版)
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