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[米国]
【Forrester予測】
アップル、2013年にはリビングルームを手中に。目指すはソニー?
ホーム・コンピューティングを推進し「AV機器とITを融合する企業に変貌する」
(2008年05月23日)
Appleが5年後にも手を出していない分野とは
「われわれは、単なる空想で予測を立てたわけではない」と、McQuivey氏は強調する。「スター・トレックのような壮大なSFとは違うが、AppleがMacを超えてもっと大きな野心を抱いていることは明らかだ。そこで、同社がその野心をいかにしてかなえるのか、そのような過程を通して次のレベルに進んでいくのかを考察してみた」(McQuivey氏)
McQuivey氏とGownder氏は、Appleが5年後、手中にしているのはリビングルームという結論を引き出すにあたり、Appleが5年後にも手を出していない分野も予測している。例えば、AppleがエンタープライズIT市場に本格参入したり、「iPhone」に飽きたらず携帯電話キャリア自体を買収、もしくは同社独自のネットワーク通信サービスを運用することで、包括的なモバイル・サービス企業になったりするようなことは、まずありえないという。
| 「iPhoneは大成功を収めたが、Appleはモバイル・サービス企業にはならない」とForresterは見ている |
McQuivey氏は、Appleが家庭以外の市場に参入するケースを考えた場合、行き詰まるのが目に見えており、「同社にとっては家庭こそが最も将来性を見込める市場だ。例えば、Appleがモバイル市場で十分なシェアを獲得するには無理がある」と指摘する。
「いずれにせよ、Appleは常に大きな野心を抱いてきたし、今もそれは変わらない。同社はテクノロジーを売ることだけ考えたことはない。少なくとも、スティーブ・ジョブズ(Steven Jobs)氏が同社のCEOに復帰してからは、コンシューマーとの深いつながりをより重視している。そうした、つながりの究極の場が家庭、リビングルームというわけだ」(McQuivey氏)
McQuivey氏とJ P.Gownder氏のリポートによると、Appleはコンピュータ部門の屋台骨であるMacを将来も製造し続けるだろうが、最終的にはビデオ編集やデジタル・コンテンツの販売や共有、インターネット・アクセスといったシーンが主戦場になりそうだという。
ただし、McQuivey氏は、AppleというベンダーにおけるMacの重要性を否定しているわけではない。「今後、Appleがさまざまな分野に取り組んでいくなかで、Macプラットフォームに対するユーザーの興味が消えることはないはずだ」と同氏。
McQuivey氏は、今回発表したリポートで行った予測の実現性について、かなり自信を持っている。「未来を100%的中させることはできないが、たとえ製品の細かな部分や発売時期が違ったとしても、基本的な路線に間違いはないと思う。可能性は非常に高い。五分五分以上だろう」(McQuivey氏)
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