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【解説】
新世代スマートフォン対決!!――BlackBerry Storm vs. iPhone
性能、価格など、さまざまな角度から徹底比較
(2008年10月14日)
米国の携帯電話事業者であるAT&T、T-Mobile、Sprintの各社が続々と新機軸を打ち出すなか、米国Verizon Wirelessも10月8日、カナダのResearch in Motion(RIM)の新型スマートフォン「BlackBerry Storm」を自社の携帯ネットワークで11月からサポートすると発表した。はたしてこの新しいスマートフォンは“iPhoneキラー”となるだろうか。本稿では、BlackBerry StormとiPhoneを性能や価格など、さまざまな角度から徹底比較する。
Brad Reed
Network World米国版
| 写真1:カナダのResearch in Motion(RIM)の新型スマートフォン「BlackBerry Storm」 |
iPhoneに真っ向から勝負を挑む
BlackBerryの新型モデル
RIM初のタッチ・スクリーン搭載デバイスとなる「BlackBerry Storm」(写真1)は、物理キーボードのキー操作感を模した“クリッカブル”スクリーンを装備するのが最大の特徴だ。また、EV-DO Rev.AまたはHSPA 3G方式の携帯ネットワークをサポートし、内蔵メモリは1GBで、カード・スロットを使って記録容量を最大16GBまで拡張できる。
Verizonは米国で、BlackBerry Stormが“iPhoneキラー”となることを期待しているが、はたして同製品は米国Appleの人気デバイス「iPhone」に太刀打ちできるのだろうか。以下では、通話品質、データ通信機能、価格など、さまざまな角度からBlackBerry StormとiPhoneを比較してみよう。
■通話品質
Verizonは毎年どの調査でも、携帯通話品質において常に高い評価を得ている。通話切れの少なさとネットワークの全体的な信頼性が同社の強みだ。また、米国J.D. Power and Associatesの最新調査によると、Verizonは顧客サービスとサービス費用の面で、米国のiPhoneユーザーが加入するAT&Tよりもすぐれている。つまり、通話品質を最も重視する場合は、Verizonを利用すればよいということだ。
■データ通信機能
VerizonとAT&Tは、全米をカバーする3Gネットワークを擁している。Verizonの3GネットワークはCDMAベースのEV-DO Rev.A方式を、AT&Tの3GネットワークはGSMベースのHSPA(High- Speed Packet Access)方式を採用している。Computerworld米国版が今年実施した調査では、AT&TとVerizonの3Gネットワークはほぼ同様のデータ通信速度を提供したが、AT&Tのほうが最大ダウンロード速度、平均ダウンロード速度、平均アップロード速度が若干速かった。さらに、iPhoneはWi-Fiホットスポットを利用できるが、BlackBerry Stormは利用できない。このように、3Gデータ通信サービスに代わる安価な選択肢となるWi-Fiアクセス機能が利用できるという点で、この分野ではiPhoneのほうがすぐれている。
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