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[米国]
HP、2005年2−4月期決算で増収増益
(2005年05月18日)
米ヒューレット・パッカード(HP)は5月17日、2005年度第2四半期決算(4月30日締め)を発表した。売上高は前年同期比7%増の約216億ドル。純利益は米国会計基準(GAAP)ベースで約12億ドル、1株当たり33セント、一時経費を除外した非GAAPベースでは約13億ドル、同37セントとなっている。
アナリストは、売上高を214億ドル、非GAAPベースの純利益を1株当たり36セントと予測していた。
地域別では、欧州/中東/アフリカ(EMEA)地域の売上高が前年同期比10%増の約91億ドルに達し、アジア地域では同9%増の約36億ドルとなっている。米国では、前年同期比4%の伸びに留まり、売上高は約88億ドルとなった。
今回の四半期決算発表は、カーリー・フィオリーナ氏が退陣し、マーク・ハード氏が3月下旬にHPの社長兼CEO(最高経営責任者)に就任して以来、初めてのもの。HPは声明で、同社の事業の多くにハード氏は「改善の余地」を認めていると述べているが、その改善を実現する方法や大きな変更を公表する時期については、詳細を明らかにしていない。
現時点では、そうした計画についての詳細説明は「時期尚早だ」と、ハード氏は四半期業績発表後の記者会見で語った。「現段階では、私は会社の営業状況をより深く理解するためにさらに努力しなければならない。この初期段階でも、すでにわかっているのは、HP全体の財務成績をあるべき姿にもっていくためには、ハードワークが今後必要だということだ」と同氏は語った。
だたし、HP幹部らによると、そうしたハードワークの多くは社内のコスト削減に向けられることになる。最近HPは、イメージング・プリンティング・グループ(IPG)とパーソナル・システムズ・グループ(PSG)を統合した「イメージング・アンド・パーソナル・システムズ・グループ(IPSG)」で2000人近い従業員をレイオフした。同社は、今後の人員削減計画の詳細については明かしていないが、今四半期(2005年5−7月期)にもさまざまな部門にまたがる人員削減に伴う経費として1億ドルを計上する予定だとしている。
イメージング&プリンティング事業は、相変わらずHPの利益の大部分を生み出し続けている。ただし、2005年2−4月期の8億1400万ドルという利益は、前年同期の約10億ドルより1億3800万ドル少なかった。ハード氏は、イメージング&プリンティングは、今後数カ月にHPの新しい営業計画を策定する際に重点が置かれる分野の一つだと語った。
もう一つのフォーカス分野は、悪戦苦闘しているストレージ事業だ。その売上高は、前年同期比で6%減少した。HPではストレージ専門家の営業部隊を増強によってこの問題に対処する計画だ。「前進するには、このビジネスの収益性を改善することが必要だ」とハード氏は述べた。
同社のエンタープライズ・ストレージ&サーバ部門全体としての業績は向上しており、売上高は前年同期比で6%増の42億ドルに達した。Integrityサーバの売上高は同37%増。インテルやAMDのプロセッサを搭載した「業界標準」サーバの売上高は同12%増となった。
パーソナル・システムズ事業の売上高も6%増加した。ンシューマー販売の好調とアジアでの29%の出荷増がそれを支えた。デスクトップPC、ノートPC、ワークステーション・システムを販売している同部門は、従来から利幅がきわめて小さい。今回の利益も1億4700万ドルと相変わらず少ないが、前年同期の440万ドルに比べれははずかに好調な結果である。
なお、アナリストが同社のイメージング&プリンティング部門やパーソナル・システムズ部門のスピンオフを推奨していることについて、ハード氏は「少なくとも現時点では、そのような計画はない」と否定している。
(Originally reported by Robert McMillan, IDG News Service)
































