【 ここから本文 】
Appleウォッチ
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示

[国内/米国]
Apple、Leopard対応のSANファイルシステム新版をリリース
同時にXserve RAIDに代えてPromiseのRAID製品を再販
(2008年02月20日)
米国Appleは2月19日、SAN(Storage Area Network)ファイルシステムの新版となる「Xsan 2」をリリースした。同時にストレージ製品ラインアップを刷新し、「Xserve RAID」の販売を中止している。
Xsan 2は、Appleが最初のSAN製品を3年以上前に発表して以来、初のアップグレード版となるSANファイルシステムで、Mac OS X Leopardと同Server Leopardに対応する。
Xsan 2に備わる新機能のうち、Appleが特に力説しているのが「MultiSAN」機能だ。同社サーバ/ストレージ・グループのシニア・プロダクトライン・マネジャー、エリック・ゼレンカ(Eric Zelenka)氏によると、MultiSANを使えば、単体のワークステーションまたはサーバから複数のSANボリュームにアクセスできるという。同氏はMultiSANについて「可用性が不可欠な場合に理想的な機能」と強調する。
Xsan 2では、ファイルシステムのセットアップ・アシスタントと管理ツールも強化された。例えば前者は、Leopard Serverの「Server Assistant」と連携する、独自の新しい「Setup Assistant」を搭載。ユーザーによるSAN上でのボリューム作成とコンピュータのセットアップを支援する。
Appleは新しいXsanでSAN市場でのシェア拡大をねらっている。「(強化された)これらの機能により、ユーザーにとって大きな懸案事項だったSANのセットアップと導入が容易になる。われわれはSANのプロセス全体を簡略化した」(Zelenka氏)
Xsan 2では、Leopard固有の機能との連携も図られた。例えば、同OSの検索ツール「Spotlight」や、Leopard Serverの「iCal Server」および「Mail Server」と連携することができる。Xsan 2との連携により、iCal ServerとMail Server、「Podcast Producer」にクラスタリング・サポート機能が追加されるという。
Appleは、Xsanをバージョンアップする一方で、マスストレージ・アプライアンスであるXserve RAIDの販売を実質中止した。Appleでは同アプライアンスの販売を在庫があるかぎり継続するとしているが、これから購入するのは難しいようだ。19日にAppleのサイトでXserve RAIDを検索したところ、「The item you have selected is currently not available from the Apple Store(お選びになった製品は現在Apple Storeではお求めになれません)」というメッセージが表示された。
Appleでは、Xserve RAIDの代わりに、米国Promise Technology製のFC(ファイバ・チャネル)ベースRAIDを再販する。19日には、Promiseの「Vtrak E-Class」サブシステム、拡張シャーシ、ドライブ・モジュールの販売がAppleのWebサイトで開始された。価格は8基のドライブを装備した容量6TBのサブシステムで1万2,000ドルからとなっている。
「(Xsan 2の)新規ユーザーはPromise製(のハードウェア)とともに導入することを推奨する。当社は既存の顧客向けに、Xserve RAID用の300GBと700GBのドライブ・モジュールも継続して販売する」(Zelenka氏)
さらにZelenka氏は、Promise製ハードウェアが低価格である点を強調する。「24TBのコンフィギュレーションの場合、1GB当たり1ドル12セントにすぎない。これはXserve RAIDよりも安い」とZelenka氏。値下げ前には、Xserve RAIDは10.5TBコンフィギュレーションで1GB当たり1ドル31セントで販売されていた。
Xsan 2の価格は1ノード当たり999ドル(国内では11万9,800円)で、Appleのオンライン・ストアと正規販売代理店で入手できる。
(Gregg Keizer/Computerworld オンライン米国版)
- 米国Apple
- http://www.apple.com/
[米国]Apple、今年初のMac OS X向けセキュリティ・アップデートを公開
Leopardの最新アップデート「Mac OS X v10.5.2」も同時リリース
[米国]アップル、Leopard Serverの仮想化をサポート

ライセンス条件を変更し、仮想マシン上で複数サーバOSを稼働可能に
[国内/米国]アップル、次期OS「Leopard」を10月26日に発売へ
Windows OSを実行できる「Boot Camp」の完成版も搭載
急速に普及するiSCSI-SAN。その技術の成熟度を測る































