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ITアウトソーシング
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【解説】
中国・四川大地震が襲った新興IT都市・成都
災害直後のネットワーク、工場、スタッフの被害状況を追う
(2008年06月20日)
Twitterやブログを介して情報がリアルタイムに飛び交う
震源地に近い四川省の省都・成都では、地震発生直後から、ミニブログの「Twitter」をはじめ、多数のブログ、企業の電子メールを介して地震関連のニュースが飛び交った。
| 画面4:Shanghaiistのサイトには、国営新華社通信上海支局のIT部門における地震発生直後の写真が掲載されている
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成都は他の中国主要都市と比べると知名度は若干落ちるものの、成都市内の経済発展区で盛んなITサービス産業は、現在多くの米国企業が注目するところだ。1906年のサンフランシスコ大地震とほぼ同じ規模であった四川大地震は、急成長を遂げるこのソフトウェア開発拠点に大きな被害を及ぼした。
四川大地震とその犠牲者に関するニュースはブログの世界にも広まった。Twitterを通じてリアルタイムで情報を得たというIT分野の著名ブロガー、ロバート・スコーブル(Robert Scoble)氏は、そのときの様子を自身のブログで紹介している。
世界主要都市のローカル・ブログ・サイトを展開する米国Gothamistの上海版「Shanghaiist」サイトでは、四川大地震関連のビデオ・リンクを提供したり、地震発生当時の様子を分単位で伝えたりしており、地震発生直後の国営新華社通信上海支局のIT部門の写真も掲載している(画面4)。
米国メリーランド州ロックビルと中国の北京に拠点を置くIT開発企業のSymbio Groupは、成都市のTianfu Software Parkで働く同社エンジニア100人は全員無事だったと伝えた。ただ、市内にある多くの店舗やレストランは閉店したままだという。同社の事業開発担当エクゼクティブ・ディレクター兼バイスプレジデントを務めるキース・マツナミ(Keith Matsunami)氏から寄せられた(5月12日付けの)電子メールによれば、携帯サービスは停止状態のようだがインターネット接続はおおむね機能しているという。
「次なるオフショア拠点」として急成長を遂げる成都
北京にあるSoftek ChinaのCEOで『Source Code China』の著者でもあるシリル・エルシンガー(Cyrill Eltschinger)氏は、成都を「アウトソーシング・サービス拠点として急成長している都市」と評す。同氏は電話インタビューの中で、中国政府は成都近辺の大学からIT関連専攻の卒業生を積極的に採用し、強固なITサービス基盤作りに取り組んでいると説明した。「毎年レベルの高い優秀な卒業生を生み出すこの地域は、非常に魅力的だ」(Eltschinger氏)
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