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[米国]
オラクル、アプリ開発フレームワークでSilverlightのサポートに意欲
市場動向を見ながら今後の対応を判断
(2008年03月24日)
米国Oracleの幹部は3月21日、米国Microsoftが開発したリッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)技術「Silverlight」に、自社のADF(Application Development Framework)を対応させる可能性があることを示唆した。
Oracleは、RIAやWeb 2.0アプリケーションの開発にADFが役立つことに加えて、米国Adobeの「Flash Player」といった技術からの切り替えにもADFは対応できるとしている。また、その際、ユーザーは自分たちのアプリケーションを変更する必要はないという。
Oracleのチーフ・アーキテクトで、ツール/ミドルウェア担当バイスプレジデントのテッド・ファレル(Ted Farrell)氏は、「技術の進歩に対応して、われわれも自分たちのフレームワークをアップデートすることができる」と語った。
Silverlightは、Flashの対抗技術としてMicrosoftにより開発が進められている。Oracleによれば、SilverlightをADFでサポートすることは当初からの検討事項であったという。「Silverlightが成長して、この技術を使いたいという声が高まれば、当社のフレームワークで追加的にサポートしていく」とFarrell氏。
ADFの基盤となっているのは、JSF(JavaServer Faces)コンポーネントを搭載する「ADF Faces」やビジネス・ロジックをUIレイヤから切り離す「ADF Controller」、バックエンド・データをUIにリンクさせる「ADF Model」などの製品だ。また、Oracleの統合開発環境(IDE)である「JDeveloper」が、このプラットフォームを補完する役割を担っている。
Farrell氏によると、ADF Facesは、FlashやJavaScriptなどに対応するレンダリング・キットを搭載しており、このキットを拡張することでSilverlightをサポートすることは可能だという。
Oracleは、「Oracle Fusion Middleware 11g」の次期バージョン・リリースの一環として、年内にADF製品を刷新するもようだ。なお、11gのベータ版は今年4月にリリースされる予定である。
Oracleは、「Apache Trinidad」プロジェクトを通じて、ADFのコア・コンポーネントをオープンソースとして提供している。「オープンソースなら多くの人々がアクセスでき、コンポーネントを中心としたコミュニティの形成にも役立つ」(Farrell氏)
Oracleは現在、米国BEA Systemsの買収手続きを進めており、開発環境である「BEA WebLogic Workshop」を何らかの形でサポートしていくと見られている。Farrell氏によると、Workshopには、アプリケーション・サーバ「BEA WebLogic Server」と連携する多数の機能が搭載されているという。
同氏は、「WebLogic Serverのユーザーのために、Workshopに搭載されているこれらの機能のサポートは今後も継続していく考えだ」と話す一方で、WorkshopとJDeveloperとの間で重複する機能があることも認めている。
(Paul Krill/InfoWorld米国版)
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