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ビジネス・コミュニケーション進化論

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[世界] 【IDC/Nortel調査】
世界の労働者の16%が、7種のデバイスと9種のアプリを駆使する“ハイパーコネクト・ユーザー”

仕事/プライベートの両面でコミュニケーション技術の活用が進む

(2008年05月15日)

 世界各国で働く人々の16%が、仕事とプライベートの両方で少なくとも7種のデバイスと、インスタント・メッセージング(IM)やテキスト・メッセージング、Web会議システム、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)といった9種のアプリケーションやシステム、サービスを駆使するという、“ハイパーコネクト”な状態にあることが、最新の調査から判明した。

 カナダのNortel Networksの委託を受けてこの調査を実施した米国IDCによれば、全体の36%は、仕事用、プライベート用含めて最低4つのデバイスを使い、6個以上のアプリケーションやサービスにアクセスする“準ハイパーコネクト・ユーザー”だという。こうしたユーザーは過去5年間で40%もの成長を遂げており、まもなく“ハイパーコネクト・ユーザー”に昇格すると予測されている。

Facebookのようなカスタマイズ性にすぐれたSNSをビジネスでも活用するユーザーが全世界で増えている

 IDCはこの調査を、北米、欧州、中東、アジア太平洋、ラテンアメリカ地域の17カ国で、さまざまな業界に属する異なる規模の企業で働く、幅広い年齢の2,400人を対象に実施した。調査対象者に占めるハイパーコネクト・ユーザーの割合が最も高かった国は、米国と中国である。

 調査では、個人で使用しているデバイスおよびアプリケーションやシステム、サービスの数や、それらをよく使う場所および時間帯といった質問項目が含まれている。IDCはさらに、今日のコミュニケーション技術に対する考え方や、そうした技術を仕事およびプライベートに取り入れている程度までを回答者に尋ねている。

 「今回明らかになったような傾向の出現によって、企業が情報の安全性と信頼性を確保し、アクセスの生産性を維持しながら、新しい接続用ツールを管理することはますます難しくなっている」とIDCは説明している。主な調査結果は次のとおりだ。

  • ハイパーコネクト層と準ハイパーコネクト層を合わせた割合が最も高かったのはラテンアメリカで64%。アジア太平洋(APAC)地域の同割合は59%、欧州は50%、北米は44%となった。
  • 欧州および中東では、企業におけるIMおよびテキスト・メッセージングの使用率が高かった。EMEA(欧州、中東、アフリカ)の回答者で、仕事にIM/テキスト・メッセージングを使っているとした割合は50%を超えており、北米の2倍以上に達している。
  • 携帯電話は、今や財布や自宅の鍵よりも大切なようだ。「自宅を24時間離れる場合に何を持って出るか」という問いには、全世界の回答者の38%以上が、財布、鍵、ノートPC、MP3プレーヤーよりも携帯電話を選んでいる。真っ先に財布と答えた対象者は30%にも満たなかったという。ただし、ハイパーコネクト・ユーザー層はノートPCを選択する傾向が強かった。
  • 企業の間で、SNSやソーシャル・メディアを導入する動きが広がっている。3人に1人がブログおよびWikiなどのソーシャル・メディアを仕事に活用しており、その割合は特に中央アメリカおよびラテンアメリカで高かった。
  • 企業が直面している問題に、コミュニケーションの多様化が挙げられる。5人に1人が、複数の異なるコミュニケーション・ソースを管理するのが大変だと答えた。特に金融業界やIT業界の労働者は、企業による複数のコミュニケーション・ソースの管理方法に強い不満を抱いている。彼らの25%が、自社のシステムは低速で信頼性が低いと答えた。
  • ハイパーコネクト・ユーザー層の割合は、業種によって異なっている。ヘルスケア業界の回答者では9%、IT業界では25%、金融業界では21%とばらつきが見られた。
  • 複数のデバイスを使用するのは、もはや世界的な標準である。1種類以上のデバイスを使用し、自宅からインターネットに接続している回答者は全体の70%に上った。APAC地域ではこの比率は80%に跳ね上がる。18歳から34歳までの回答者のうち、1つ以上のデバイスを用いて自宅からインターネットに接続している人の割合も約80%となった。

(Jim Duffy/Network World米国版)




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