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ビジネス・コミュニケーション
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【事例研究】
RIAで顧客との新たな接点を創造するアスクル
新時代のeビジネスに備える
(2008年06月03日)
ユーザーの声とノウハウを基に
機能の改善・高度化を図る
ASKUL DESKTOP(ベータ版)のダウンロード数は、配布開始から1週間で累計1,000件を記録し、その後も、「非常に良好なペースでダウンロード数が推移している」と、小野氏は言う。
また今後、AIRの日本語版が正式にリリースされた時点で、ASKUL DESKTOPも正式版へと移行することになるが、その際には、すでにダウンロードされているベータ版も、正式版へと自動的にアップデートされるもようだ。
とはいえ、現時点では、ASKUL DESKTOP(ベータ版)の公開から数カ月程度の期間しか経過していない。
そのため、ASKUL DESKTOPの実質的な効果は、まだ目に見えるかたちで表れていない。
また、ASKUL DESKTOPの機能についても、解決すべき課題がいくつか残されているようだ。
例えば、ASKUL DESKTOPの開発に際して、アスクルでは、既存の購買サイトに一切の変更を加えなかった。
そのため、決済処理は、ASKUL DESKTOP上ではなく、(従来と同じく)Webブラウザ上で行わなければならない。要するに、現時点では、購買プロセスのすべてをASKUL DESKTOP上で完結させることはできないわけだ。加えて、現状のASKUL DESKTOPでは、カレンダーやメモ帳などのツールと、他のウィジェットとの連携も実現されていない。
もっとも、ASKUL DESKTOPの開発は、ある意味で、最初のステップが終了したにすぎず、今後も、ユーザーの声を起点に、機能的な改善・強化が継続的に行われることになる。
「ASKUL DESKTOPについては、たとえそれがベータ版から正式版に移行したとしても、そこで開発が終了するという種類のシステムではない。ASKUL DESKTOPは、アスクルの登録ユーザーでなくても商品検索などの機能が利用でき、お客様が気軽に意見・要望を当社に寄せられる仕組みを備えている。われわれとしては、そこから得られたお客様の声を基に、今後も、ASKUL DESKTOPの機能改善・強化を継続的に図っていくつもりだ。その意味でも、より多くの方にASKUL DESKTOPを体感いただき、ASKUL DESKTOPの機能やサービスについて、率直なご意見・ご要望をどしどしお寄せいただきたい」と、小野氏は語る。
今回のASKUL DESKTOPの構築を通じて、アスクルでは、RIAに関する経験とノウハウを、競合他社に先駆けて獲得した。
今後も、そのアドバンテージを生かしながら、RIAベースのサービス・プラットフォームをより洗練させ、それを、顧客満足の向上や、顧客との接点/つながりの高度化/強化につなげていくだろう。
ASKUL DESKTOP、そして、同社のeビジネスのこれからに注目が集まる。
| 画面3:ASKUL DESKTOP(ベータ版)のコメント投稿画面。アスクルでは、この仕組みを通じて収集した「お客様の声」を基に、ASKUL DESKTOPの強化・改善に努めている。 |



