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[米国]
アドビ、プロセス自動化ソフト「LiveCycle ES」の新版を発表
オープンソースのECM/PDFへの自動変換機能を新たに搭載
(2008年06月18日)
米国Adobe Systemsは6月17日、プロセス自動化ソフトウェア「Adobe LiveCycle Enterprise Suite(ES)」の新版「Adobe LiveCycle ES Update 1」を発表した。新版では、RIA(Rich Internet Applications)やPDF関連機能全般にわたってRIA実行環境である「Adobe AIR」との連携が強化されている。提供開始は今年7月を予定している。
LiveCycle ESは、企業や政府機関におけるビジネス・プロセスの自動化を支援する、電子フォーム/ビジネス・プロセス管理/セキュリティ/文書管理などの各種機能を統合したソフトウェア・スイートである。新版では、オープンソースのECM(Enterprise Content Management)製品や、さまざまなデータ形式をPDFに自動変換する新機能などが搭載された。
Adobeの製品マーケティング担当ディレクター、ブライアン・ウィック(Brian Wick)氏によれば、LiveCycle ES Update 1では、ビジネス・プロセスやアプリケーションの迅速な開発を可能にする「LiveCycle Content Services ES」や、2次元/3次元のCAD設計データをはじめとした多様なデータ形式をPDF文書へ自動変換する「LiveCycle PDF Generator 3D ES」のほか、企業向けアプリケーションの導入を支援する「Adobe Solution Accelerators」が追加されている。
| 「Adobe LiveCycle Enterprise Suite(ES)」の画面 |
LiveCycle Content Services ESでは、プロセス内のコンテンツ管理にオープンソースのECM製品「Alfresco」が採用されている。例えば、ユーザーがローンの書類に入力するような場合、アプリケーションはコンテンツ・リポジトリを参照し、そのプロセスに関連した他のコンテンツをパッケージングできるという。
「(新版により)LiveCycle対応アプリケーションの開発がはるかに容易かつ迅速に行えるようになるはずだ」(Wick氏)
またWick氏によると、LiveCycle PDF Generator 3D ESによってCAD文書をPDFに変換することで、高額なCADソフトを用意しなくても無料のAdobe ReaderでCAD文書の閲覧が可能になるという。さらにLiveCycle ES Update 1では、「Adobe Flex 3」やAIRの各種機能を統合している。
なお、Solution Acceleratorsには、ベスト・プラクティス/一般事例に関する文書やソフトウェア・コードがまとめられており、顧客対応などに役立てられるようになっている。
(Paul Krill/InfoWorld米国版)
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