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[スペイン]
【MWC 2008】
Android搭載の携帯電話、ARMがプロトタイプを披露へ
同社以外にも複数ベンダーがAndroidをデモ
(2008年02月08日)
英国のマイクロプロセッサ設計会社ARMは、2月11日からスペインで開催される「Mobile World Congress(MWC)2008」において、「Android」OSを搭載した携帯電話機の初期プロトタイプを披露する予定だ。Androidの開発を牽引する米国Googleによると、MWCではこれ以外にもAndroid搭載機のデモが多数行われるという。
ARMの広報担当者スチュアート・ギル(Stuart Gill)氏は、同社がMWCでAndroidのデモを実施することを認めたが、詳細は明らかにしなかった。
一方、ARMのデモは、Androidが同社製プロセッサの上でどのように動くのかを説明するものだと、Googleの広報担当者バリー・シュニット(Barry Schnitt)氏は述べている。
Schnitt氏はさらに、「MWCでは(ARM以外にも)多数の企業がAndroidのデモを行う」としたうえで、「Androidプラットフォームへの取り組みが進んでいることに当社は非常に興奮している」と語った。
ARMがAndroidをターゲットにするのは理にかなっている。Linux搭載携帯電話向けのCPU設計などが同社の主要ビジネスだからだ。「ARMはLinux搭載デバイス向けのCPU開発で実績がある。Linuxカーネルの上にAndroidを載せるのは、彼らにとってさほど難しいことではないはずだ」と、米国の調査会社J. Gold Associatesのアナリスト、ジャック・ゴールド(Jack Gold)氏は指摘する。
ARMがAndroidをターゲットに開発を進める背景には、他のデバイス・メーカーからの要望があると、Gold氏は見ている。ただし、ARMは今のところ、Googleが主導し30社以上が参加する「Open Handset Alliance(OHA)」に名を連ねていない。
Gold氏は、多くのメーカーがMWCでAndroid搭載の試作機やハンドヘルド・デバイスを披露することに期待を寄せている。なかでも、OHAに参加している米国Motorola、台湾HTC、韓国LG Electronics、韓国Samsung Electronicsには注目していると語った。
同氏によると、初のAndroid搭載デバイスは遅くとも年末までに市場に投入される見込みだという。
Androidに関しては、今週興味深い報道もなされている。米国DellがGoogleの協力を得て、Android携帯電話をMWCで公開するというのがそれだ。しかし、ある業界消息筋は「Android携帯電話をDellが手がけるとは到底思えない」と述べたうえで、同社がOHAに参加していないことをその理由として挙げている。
(Matt Hamblen/Computerworld オンライン米国版)
- 英国ARM
- http://www.arm.com/
- Mobile World Congress 2008
- http://www.mobileworldcongress.com/
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