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[英国/米国]
オートノミー、電子開示支援ソフト・ベンダーのザンタズを買収
急成長する電子開示分野でトータル・システムを提供するのがねらい
(2007年07月04日)
英国オートノミーは7月3日、米国ザンタズを3億7,500万ドルで買収すると発表した。
オートノミーは、文書や電子メールをはじめ、音声や動画など、非構造化データも検索対象とする、エンタープライズ検索を提供しているベンダーである。米国IDCが2007年5月に発表した調査書によると、2006年度の売上高は2億5,000万ドル、純利益は4,800万ドルだという。
一方、ザンタズは、電子開示(e-Discovery)支援ソフト、およびコンテンツ・アーカイビング・ソフトを提供しているベンダーで、2006年度の売上高は1億600万ドルを計上している(IDC調査)。
両社は今回の買収で、「コンテンツ・アーカイビングからエンタープライズ検索までを網羅し、顧客が必要とする電子開示システムを速やかに提供することができる」としている。なおザンタズは今後、オートノミーの1部門として事業を継続し、ザンタズのCEOを務めるスティーブ・キング氏は、「ザンタズ事業部」のCEOに就任するという。
今回の買収について、米国フォレスター・リサーチの首席アナリスト、バリー・マーフィー氏は、「エンタープライズ検索や電子開示は、最も注目されている分野である。(ザンタズを買収した)オートノミーは今後、オラクルやIBM、EMCなどにとって魅力的な買収対象となるだろう」と指摘している。
電子開示およびコンテンツ管理は、急成長している分野の1つだ。民事訴訟に関する手続きを定めた連邦民事訴訟規則(FRCP:Federal Rules of Civil Procedure)が昨年12月に改正され、米国企業は民事訴訟の際に証拠を電子開示する義務を負うことになった。そのため、企業は文書や電子メールだけではなく、音声メールやIM(インスタント・メッセージ)なども電子開示の対象として保管する必要に迫られている。
IDCによると、2006年の電子開示支援ソフトおよびホスティング・サービスの世界市場規模は、前年比47%増の4億7,700万ドルに膨らんだという。
なお規制当局の承認が得られれば、買収は8月中に成立する見込みだ。
(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 英国オートノミー
- http://www.autonomy.com/
- 米国ザンタズ
- http://www.zantaz.com/
ユーザー主導型のアーカイビング機能で「電子開示」などを支援












