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【BIプロダクト・レビュー】
「Netezza Performance Server」(日本ネティーザ)
(2008年02月18日)
次世代型の並列処理アーキテクチャで、データ処理を大幅に高速化
日本ネティーザの「Netezza Performance Server(NPS)」は、データベースとサーバ、ストレージが一体化した分析用データ・ウェアハウス(DWH)アプライアンスである。
最大の特徴は、新開発の「AMPP(Asymmetric Massively Parallel Processing:非対称型超並列処理技術)」を採用している点である。AMPPは、インデックスを使用せずに直接テーブルをスキャンすることを可能にする並列処理アーキテクチャだ。ハードディスク/CPU/メモリ/FPGA(Field Programmable Gate Array)などのコンポーネントで構成される「SPU(Snippet Processing Unit)」という小型ボードと組み合わせることで、大幅な性能向上を果たしている。
通常、DWHで使用される汎用的なデータベース・サーバは、ハードディスクから共有メモリにデータを移動し、そのデータを共有メモリ上でCPUが処理している。トランザクションを1つずつ処理することには適しているが、大量のデータを処理するDWHでは、ハードディスクとメモリ間のデータ移動がパフォーマンス上のボトルネックになっていた。
こうしたボトルネックを解消するためにNPSでは、ハードディスクからのデータをSPU上のCPUでストリーミング処理している。さらに、1つのシステムに28個から896個のSPUを集積することで、最大100TBのデータを高速処理できるようにした。同社によれば、汎用サーバをベースにした従来型のDWH製品と比較して、およそ10倍から100倍の高性能化を実現しているという。
日本での事業拡大を指向し、NPSの性能検証ラボを拡張
日本での事業展開を積極化している同社は、2007年12月に東京都三鷹市にあるDHW向け性能検証施設「ネティーザ・パフォーマンス・ラボラトリ」の機能を拡張している。同施設には、エントリー・モデルの「NPS 5000」シリーズと、1ラック当たり最大12.5TBまでのデータ容量を処理できる「NPS 10000」シリーズを常設している。システム全体としては、最大25TBまでのデータ容量を処理でき、NPSの導入を検討しているユーザーは、実データを用いたNPSの実機検証が無料で行える。
実機検証の際には、NPSにユーザー専用のシステム環境を構築し、ユーザーから提供されたSQLプログラムを用いて検証を行う。作業終了後には、検証プロセスの詳細や全作業内容、検証結果などを記録したリポートが作成される。一連の評価・検証作業は3日から2週間程度で完了するという。
なお、同社は2006年から日本での営業活動を本格化しており、これまでにモスフードサービスやサッポロビールなどへのNPS導入実績を持つ。
| DWHアプライアンス「Netezza Performance Server」(突き出ている小型ボードが「SPU」) |
●Spec Sheet
製品名 Netezza Performance Server
開発元 日本ネティーザ
価格 要問い合わせ
URL http://www.netezza.jp/products/products.cfm
(Computerworld.jp)










