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【Special】
【インテル(R) vPro(TM)テクノロジーで実現する“鉄壁ビジネス・モバイル” 第2回】
AMTで実現するリモートからのクライアント管理
(2010年02月22日)
インテル(R)が提供するvPro(TM)テクノロジーは、企業内クライアントPCの管理テクノロジーとして、ビジネス・モバイル・ユーザーはもちろん、企業のシステム管理者からも注目されている。第2回目ではvPro(TM)テクノロジーの各種機能のうち、「アクティブ・マネジメント・テクノロジー」に焦点を当ててみたい。
嶋野治郎/ライター
クライアント管理を効率化する「AMT」とは
日常業務で使われる複数台のクライアントPCを、いかに効率よく管理するか。多くの企業のシステム管理者が抱えるこの問題を解決するのが、インテル®の「vPro™テクノロジー」(以下、vPro)の中核技術とも言える「アクティブ・マネジメント・テクノロジー(AMT)」だ。
AMTでは、リモートの管理コンソールや各種運用管理ツールからクライアントPCを管理するため、クライアントPCのマザーボードに搭載された専用ハードウェア上でさまざまな管理機能を提供する。また、これらの機能をリモートから利用する際の通信も、OSが持っているTCP/IPスタックではなく、専用ファームウェア上のTCP/IPスタックによって処理される。以下では、AMTの主な機能を順番に紹介していこう。
| AMTのシステム構成図(クリックして拡大)(出典:インテル®) |
リモートでの電源制御とシリアルコンソール
AMTに対応したクライアントPCは、リモートの管理コンソールなどを使って、電源が入っていない状態から遠隔操作で起動させることができる。例えば、クライアントPCの運用管理では、OSのセキュリティパッチの適用や、アンチウイルスソフトのウイルス定義の更新を定期的に実行することが不可欠だ。
しかし、これらの作業はシステムのパフォーマンスを一時的に低下させ、場合によっては作業完了後にPCの再起動も必要となる。そのため、こうした作業は、クライアントPCの利用者がいない業務時間外にまとめて行うのが望ましい。このような場合、AMTの電源制御機能を使うと、深夜などの指定した時刻に各クライアントPCの電源を自動的に投入し、OSやアプリケーションの更新作業などを実行させることが可能になる。
また、AMTは、ネットワーク経由でシリアルコンソール接続を受け付ける「Serial Over LAN(SOL)」機能も備えている。この機能を利用すると、リモートの管理コンソールからBIOSの設定画面を呼び出したり、Windowsのブルースクリーンが表示されたときにPCを再起動したりといった、(管理エージェント・プログラムを使う)一般のリモート管理ツールでは不可能な管理作業を行うこともできる。
SOLを使ったシリアルコンソール接続はCUI限定であるため、管理対象PCのOS起動前GUI画面、GUIベースのBIOS画面を遠隔地から参照することができない。しかし、2010年1月にリリースされた最新のCore™ i5/Core™ i7プロセッサー搭載のAMT(AMT 6.0)では、これらのGUI画面を参照、遠隔操作する「KVMリモート・コントロール」機能が追加された(図2)。
| KVMリモートコントロールの仕組み(クリックして拡大)(出典:インテル®) |
KVMリモート・コントロールは、リモート管理用のエージェント・プログラムやWindowsのリモートデスクトップ接続とは異なり、AMTのハードウェアの機能として実装されている。例えば、Windowsのセーフモード(障害復旧モード)では、OSのネットワーク機能が無効になるため、管理エージェントやリモートデスクトップ接続による遠隔操作が行えない。しかし、ハードウェア・ベースのKVMリモート・コントロールでは、こうしたセーフモード上でのリモート管理作業も何ら支障なく行える。
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