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[米国]
【Gartner調査】
ガートナー、2007年のSCMベンダー上位5社を発表――SAPが首位堅持
SCM市場は長期にわたり成長する見通し
(2008年06月12日)
米国Gartnerが今年5月に発表した会員向けのリポートによると、最近、SCM(サプライチェーン管理)市場に追い風が吹いているようだ。
Gartnerの概算では、SCMベンダーの売上高は2006年の51億ドルから2007年には60億ドルへと17.6%増加したという(同社が定義する「ソフトウェアの総売上げ」は、新規ライセンス、アップデート、サブスクリプション/ホスティング、テクニカル・サポート/メンテナンスの売上げの合計を算出したもので、プロフェッショナル・サービスとハードウェアは含まれない)。
Gartnerのリサーチ担当ディレクター、チャド・エシンガー(Chad Eschinger)氏は、「今日の経済状況の下で、SCMアプリケーションは、グローバル企業にとって有力なビジネス・ソリューションとなっている」と指摘する。
「SCMのテクノロジーは、企業間競争と顧客の要求が厳しくなる一方でコストが増加し続ける世界経済の現実に適応できるソリューションである。われわれはこの1年半、調査活動を通して、顧客とサプライヤーの満足度向上にSCMがいかに重要かを再発見した企業をたくさん目にしてきた」と同氏はリポートで述べている。
ドイツのSAP、米国Oracle、米国JDA Software、米国Ariba、米国Manhattan Associatesといった大手SCMベンダー各社の製品/サービスに対する需要もうなぎ上りだ。「ビジネス・ニーズや環境、プロセスの要件を満たすため、アプリケーションのサポート/改善/チューニングにベンダーのサービスを利用したいという声が多くなった」とEschinger氏は説明する。
また、同リポートでは、SCMベンダー間でM&A(合併・買収)が活発に行われていることも指摘している。それによると、2007年には「大型買収」が25件あり、SCMベンダーのM&Aは2005年以降85件に上るという。
Eschinger氏は、「SCM市場は、今後もベンダーの統合とシェア争奪が繰り広げられ、ERP市場と同じような過程をたどっていくと思われる。ただしERP市場と異なり、SCMアプリケーションはさまざまな業種で必要とされることから、新たな参入企業も加わっていっそう活発化し、ERP市場より長期にわたって成長しそうだ」と分析している。
なお、同リポートによると、2007年にSCMアプリケーションの売上げトップだったのはSAP(22.4%)で、第2位はSAP以外で唯一2ケタのシェアを確保したOracleだった。各社のシェアは以下のとおり。
| 上位5社 | SCM売上高/市場シェア |
| 1. SAP | 13億ドル/22.4% |
| 2. Oracle | 9億5,500万ドル/16% |
| 3. JDA Software | 2億3,000万ドル/3.9% |
| 4. Ariba | 1億6,000万ドル/2.7% |
| 5. Manhattan Associates | 1億5,200万ドル/2.6% |
(Thomas Wailgum/CIO.com)
【解説】オラクルとSAPの戦略に見る「業務アプリケーションのベクトル」


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