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[世界] 【Net Applications調査】
IEのシェアが大幅ダウン――2008年12月のブラウザ市場

シェア増加のFirefox/Safari/Chromeとは対照的

(2009年01月05日)

 Web動向調査会社の米国Net Applicationsは1月1日、Webブラウザ「Internet Explorer(IE)」の市場シェアが昨年12月に大幅に落ち込んだとの調査結果を明らかにした。同社によると、IEの市場シェアは前月(昨年11月末)比で1.6ポイントも低下した。

 IEのシェアは昨年12月末時点で、前月よりも1.62ポイント低い68.15%。昨年10月末比では3.12ポイント低下し、2008年通年で見ると7.9ポイントも減少。2007年12月比の下落率は10.4%だった。

Net Applicationsの調査結果

 IEのシェアが大幅に下落したのは、IEの最新版となるIE 7のシェアが落ち込んだことが大きい。IE 7のシェアは前月比で0.6ポイント下がっており、これは2006年10月にIE 7が登場して以来、最大の下げ幅だ。

 また、IE 6のユーザーも減少した。ただし、同バージョンを使わなくなったユーザーの大半はIE 7に移行したと見られている。

 一方、「Firefox」や「Safari」、「Google Chrome」などの競合ブラウザは、11月に続いて12月もシェアを伸ばした。

 11月に初めてシェア20%を突破したFirefoxは、12月もシェアを前月比で0.56ポイント伸ばし、12月末時点で21.34%を確保した。2008年通年でも4.5ポイント伸ばしており、2007年比での伸び率は27.3%となっている。

 Firefox同様、SafariもIEのシェアを浸食するかたちで勢力を拡大した。Safariは12月末時点で7.93%のシェアを獲得しており、これは前々月比で1.36ポイント増に相当する。さらには、2007年12月末と比較すると伸び率は41.9%に達した。

 2008年9月に登場し、同年12月初めまでベータの段階にとどまっていたChromeも、12月末になって初めて1%を上回る市場シェアを確保している。

 IEのシェアが落ち込み、Firefox、Safari、Chromeのシェアが伸びた要因について、Net Applicationsは12月のホリデー・シーズンを挙げている。11月と12月は企業の休業日が多く、自宅でWebブラウザを使うユーザーが相対的に増えるため、家庭での普及率が比較的高いWebブラウザのシェアが伸びるという。「12月の統計データは、いずれもこの点を考慮する必要がある」と、Net Applicationsでは説明している。

 とはいえ、過去数年の下落率と比べると、IEにとって2008年末はこれまで以上に厳しい状況となった。Net Applicationsによると、IEの2007年10〜12月の下落幅は2.3ポイント、2006年と2005年はいずれも1.5ポイントであり、2008年の3.1ポイントというのは過去最高の下落幅だという。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)




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