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[米国/ノルウェー]
【コラム】
オペラのOpera Uniteに対する5つの疑問
PCをWebサーバ化するメリットとデメリット
(2009年06月17日)
3.使わない機能が備わってないか?
Opera Uniteの設定画面に、「Webサイトにアップロードせずに家族と写真を共有できるようにしますか」というメッセージが表示される。これを見て、「写真をWebサイトにアップロードする作業は、そんなに面倒なことだろうか」と自問してしまった。
すでに数百万人のユーザーが、FacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や写真投稿サイトを利用している。「Webサイトにアップロードをしないでも写真共有できる」機能のメリットが理解できない。きっと、何千件ものファイルを共有している(マニアな)ユーザーにとってはありがたい機能だろう。
4.“仲介者”は悪者か?
先述したとおりOpera Softwareは、「Opera Uniteを利用すれば、世界中のサーバを管理している仲介者たちを迂回することが可能だ」とし、仲介者(サービス・プロバイダー)を悪役に仕立てるようなスタンスを取っている。はたしてこの姿勢は、多くのユーザーに受け入れられるのだろうか。
例えば、SNSのFacebookは、わいせつな写真はもちろん、授乳中の姿や人種差別を扇動する団体などの写真を投稿禁止にしている。授乳中の写真を禁止したことについては賛否両論あったが、長期にわたり多くのユーザーから非難を浴びるような問題は起きていない。
すべてのユーザーが100%満足できるサービスを提供することは不可能であり、各サービス・プロバイダーは独自にルールを設けている。そしてその多くは、ユーザーの意見を聞こうとしないような独裁(あるいは悪い意味での全体主義)的なものではない。
むしろ、最近の中国やイランの例を見るまでもなく、政府が自分たちにとって好ましくない情報を遮断するため、インターネットへのアクセスを制限していることのほうが問題だ。
5.クラウドに対するアンチ・テーゼなのか?
だれもがWebサーバを運用するというアプローチは、クラウド・コンピューティングの考え方とは正反対のものだ。
クラウド・コンピューティングの普及拡大を目指す人々は、プロバイダーが運用する安全なサーバにデータを格納することで、多くのメリットが得られると強調している。ところがOpera Uniteでは、「プロバイダーは邪魔な存在」として批判されている。一体どちらが正しいのだろうか。
(Jeff Bertolucci/PC World米国版)
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