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[特集]Webブラウザ
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[米国]
ベリタス、ブラウザ・ベースのデータ・リカバリ・ツールが試用段階に
(2005年06月14日)
ストレージ・ソフトウェア会社の米国ベリタス・ソフトウェアは、Webブラウザ・ベースのデータ・リカバリ・ツールのベータ・トライアル中である。
このツール「Panther」は、失われたファイルをユーザーが自らバックアップ・コピーから復元するのに役立つほか、データ回復作業を通常行なっているヘルプデスク担当者の作業負荷の軽減にもつながる可能性がある。
また、このツールをベリタスの他のツールと組み合わせて、電子メールの追跡や整理に利用したり、組織内における適正利用規程(ポリシー)の順守監視に利用したりすることもできる、とベリタスの戦略的テクニカル・アーキテクト、サイモン・イライシャ氏は語っている。
同社にはすでに、「Enterprise Vault」という電子メール・アーカイブ・ソフトウェアがあるほか、最近発表されている米国シマンテックによるベリタス買収が実現すれば、それらのツールをウィルス対策ソフトウェアやスパムメール対策ソフトウェアとともに利用できるようになり、それらの製品も共通のインタフェースに結合される可能性がある。
「当社製品へのログオン共通化のための作業に取り組んでいる。それらが同じインタフェースを通じて稼働するようにすることを目指している。だから、可能な限り同じエンジンを介して稼働させるのが理にかなっている」とイライシャ氏。米国では、Sarbanes-Oxley Act(米国企業改革法)などの財務監査法に従う必要性が、電子メールのアーカイブ化(保管)および検索を後押しする重要な要素となっている
Pantherでの継続的なファイル・バックアップは、ファイルが保存されるたびにファイルに加えられた変更点を記録することによって実現される。リカバリ(復元・回復)時には、それらの変更点を再適用することによって、特定時点のファイル状態を復元することができる。この技術はベリタスの既存のバックアップ・ソフトウェアで従来から広く使われているが、Webインタフェースは新しい。
Pantherは、ローカル・オフィス・ネットワーク経由やワイド・エリア・ネットワーク(WAN)経由でバックアップとリストアを行なえる。これにより、バックアップ・ファイルのバージョンの一つをヘッドオフィスや災害時回復サイトに保管することが可能である。ただし、Pantherでは、独立して運営されているデータセンターにインターネット経由でデータを送ることはできない、とイライシャ氏は述べている。
Pantherは、IT専門家を多数抱えていない小規模から中規模の企業を主要ターゲットにしている。
なお、イライシャ氏によると、Pantherのフルリリース時期はまだ確定しておらず、試用ユーザーからどのような反応が返ってくるかによってその後のスケジュールを決めることになるという。
(Originally reported by Stephen Bell, Computerworld New Zealand 06/14/2005)
(Computerworld New Zealand)

