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[特集]Webブラウザ
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[米国]
Firefox 1.5のベータ1がリリース
(2005年09月09日)
人気のオープンソースWebブラウザの次期バージョン「Firefox 1.5」のベータ1(試用版)が9月8日にリリースされた。使い勝手やパフォーマンス、拡張性、セキュリティ、プライバシー保護機能が従来バージョンよりも大幅に向上している。
Firefox 1.5は昨年11月にバージョン1.0がリリースされたFirefoxの初のメジャー・アップグレード版で、「Deer Park」というコード名が付けられている。
モジラ・コーポレーション(先ごろ、非営利のMozilla Foundationの下に新設され、製品の開発・マーケティング・流通を担当するようになった)の製品/マーケティング責任者、クリス・ビアード氏によると、Firefox 1.5の最終版は今年11月か12月にリリースされる見通しという。
10月5日にリリースFirefox 1.5の第2ベータ版が出される予定。最終版の投入は、その後、10月末から2〜3つのフォローアップ・リリースを経た後になる。ベータ版は主にソフトウェア開発者がテストしてフィードバックを返すことを目的としたものだが、関心のある人はだれでもダウンロードできるようになっている、とベアード氏は述べた。「リリース候補版」と呼ばれるフォローアップ・バージョンは、最終製品に近いものである。
Webブラウザ市場は何年もの間、マイクロソフトの「Internet Explorer」(IE)がほぼ独占していたが、最近の市場調査ではFirefoxが7〜8%の利用シェアを獲得するに至っている。ビアード氏によると、モジラでは、Firefoxを日常的に使っているアクティブ・ユーザーを4千万〜5千万人と推計している。
Firefoxユーザーは技術に詳しい層が多いが、一般ユーザーの利用も拡大しており、バージョン1.5はFirefoxの非技術系ユーザーへの普及拡大を促進する見込みだ、とビアード氏は語った。
ビアード氏によると、Firefox 1.5のベータ1では、先進的なキャッシング機能およびコンテンツ先読み機能によって、より高速なWebサイト・ナビゲーションが実現される。また、タブ・ブラウズ機能も改善されており、ドラッグ&ドロップによるページの再配置ができる。RSSフィードやAtomフィードをブックマークできるライブ・ブックマーク機能に関しても、Webサイト上で提供されているフィードの検出機能が強化されているほか、フィードを提供するサイトにアクセスすると、ブラウザのURLバー上のアイコンが点滅するようになっている。
また、セキュリティとプライバシー保護の領域での最大の改善点は、ユーザーが最新の機能強化や修正を適用してブラウザを最新状態に保つのを容易にする、自動更新機能だ、とビアード氏は語った。たとえば、現行バージョンでは、ユーザーがそうした更新を適用するためには、ブラウザ全体を再びダウンロードしてインストールしなければならない。だがFirefox 1.5では、ユーザーは修正コードだけをダウンロードできるので、そのプロセスは短時間で済む。
更新はバックグラウンドで個別にダウンロードされるので、その間もブラウザを使用し続けることができる。ダウンロードが完了すると、インストールするかどうかを尋ねるメッセージが表示される。
また、自動更新機能では、ユーザーがすでにブラウザにインストールしている拡張機能と更新プログラムの間で互換性の問題が生じないようにするための仕組みも用意されている。
一方、ポップアップ広告の遮断機能も強化され、認識できるポップアップ広告が増えている。また、ブラウザの履歴などの保存データからプライバシー・データを削除しやすくなっている。
(Originally reported by Juan Carlos Perez, IDG News Service 09/08/2005)
(IDG News Service)



