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[米国]
IBM、企業検索システムを米グーグルのデスクトップ検索ツールと連携可能に
(2005年10月31日)
米国IBMは、自社の企業検索システム「WebSphere Information Integrator OmniFind Edition」をグーグルのデスクトップ検索ツールの企業向けバージョン「Google Desktop for Enterprise」と連携できるようにするプラグイン機能を無償で提供し始めた。この2つを連携させることで、ユーザーはデータベースやコンテンツ管理システム、アプリケーションといった社内リポジトリ内と、公衆Webサイト内の情報だけでなく、自分のデスクトップPC上の情報も検索できるようになる、とIBMは10月28日付の声明で述べた。
Google Desktop for Enterpriseでインデックス付けして検索可能にすることができるPC上のデータには、電子メール、ファイル、閲覧したWebページ、チャットの全文が含まれる。グーグルのWebサイト上の情報によると、たとえば、Microsoft Outlook、Microsoft Outlook Express、Lotus Notes、Netscape Mail、Mozilla Mail、Thunderbirdの電子メールにインデックス付けできる。
このGoogle Desktopの企業向け(Enterprise)バージョンは、一般消費者向けバージョンの機能に加え、企業のIT部門による導入と構成を支援するインストール、配布、管理、セキュリティ機能を備えている。Google Desktop for Enterpriseは無償だが、企業などの組織は、グーグルが「プレミアム・サポート」と呼ぶサービスを購入することもできる。このサービスの料金は2年間2万ドルで、対象ユーザー数は無制限である。
なお、今回の両社の動きは、いわゆる「コーペティション」(coopetition = 協調[cooperation]+競争[competition])と呼ばれる、競合他社間の提携の一例である。なぜなら、グーグルは企業向け検索市場で、IBM製品と競合するGoogle Search ApplianceおよびGoogle Miniというシステムを提供しているからだ。Google Desktop for EnterpriseにGoogle Search Applianceを組み合わせれば、ユーザーの情報検索能力は、自社の情報リポジトリ、Web、自分のPC上にまたがったものになる。
(Originally reported by Juan Carlos Perez, IDG News Service 10/28/2005)
(IDG News Service)



