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[特集]Webブラウザ
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[米国]
ヤフー、ビデオ録画/メディア管理技術を買収──マルチデバイス戦略を強化
(2006年04月18日)
米国ヤフーは、PCをTVに接続してデジタル・ビデオ録画(DVR)やデジタル・メディア管理を可能とするソフトウェアのメーカーから、その技術の大部分を買い取った。同社に技術譲渡したミーディオ(テキサス州ヒューストン)が4月17日に発表した。
ヤフーの広報担当者は電子メールでの取材に対し、今回の技術買収によって、「Webブラウザの枠を越え、消費者の生活のあらゆる場面でネットワーク接続された機器にサービスを提供するという目標の達成に向け、さらに前進することができる」と述べた。
ヤフーは今年初め、同社のオンライン・サービスをPCだけでなくTVや携帯電話を含む複数のデバイスを介して利用できるようにするという構想「Yahoo! Go」を打ち出しており、今回の技術買収は、同構想のTV関連コンテンツの強化を狙ったものと見られる。
TV向けのYahoo! Goサービス(「Yahoo! Go TV」)はまだ利用可能になっていないが、フォトアルバムやオンライン・ラジオ・ステーション、ミュージック・クリップへのアクセスやWeb上の動画の検索を、TVから実行できるようにする計画が明らかにされている。
一方、ヤフーはすでに、DVR機器/サービスの有力供給元であるティーボと提携しており、ティーボのサービス加入者はTiVo TVベースのインタフェースからヤフーのサービスにアクセスできる。
ミーディオのWebサイトにCTO(最高技術責任者)パブロ・ピサネツキー氏の名前で掲載された声明文によると、ヤフーへの大半の技術譲渡に伴って、ピサネツキー氏自身とCEOのデビッド・ブロット氏を含む複数のミーディオ幹部がヤフーのデジタル・ホーム部門に移り、ミーディオはサイコー(PsyKoh LLC)に社名変更したとしている。
ミーディオの既存顧客は、少なくとも一時的に、技術買収に伴うサポートやサービスの縮小に直面することになりそうだ。DVRサービスに対する電子番組ガイドの提供が7月1日に終了する予定のほか、ミーディオのWebサイトからは、すでに製品のダウンロードや購入ができなくなっており、Meedio Support Centerも閉鎖される。
ヤフーはミーディオの技術と知的財産の大半を買収したが、製品自体を買収したわけではないため、ミーディオの既存顧客からの問い合わせはサイコーの電子メール・アドレス「support@psykoh.com」で受け付けるという。
ミーディオが提供していた主な製品には、メディア・センター・ソフトウェア「Meedio Essentials」(29ドル99セント)、DVRソフトウェア「Meedio TV」(24ドル99セント)と、両製品をバンドルした「Meedio Pro」(44ドル95セント)がある。
Meedio Essentialsは、PC上のデジタル写真や音楽、映画などを整理することが可能で、TVからもリモコンでアクセスできる。また、気象情報、地図、ニュース、ゲームなども提供し、サードパーティのアドオン製品で機能を拡張することもできる。Meedio TVには、ビデオ録画のほか、録画した番組を保存・整理する機能が含まれている。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- 米国ヤフー
- http://www.yahoo.com/
- 米国ミーディオ
- http://www.meedio.com/

