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[米国]
バンク・オブ・アメリカ、Webサイトのダウンタイムが米国銀行ワースト1に
(2006年11月14日)
ストックホルムに拠点を置くWeb監視サービス企業ピングダムは11月13日、9、10月の2カ月間における米国銀行Webサイトのダウンタイム累計を発表した。それによると、バンク・オブ・アメリカのWebサイトが、米国大手銀行の中でワースト1のダウンタイムを記録した。
バンク・オブ・アメリカのWebサイトが停止した時間は3,065分(およそ2日と3時間)で、サイト稼働率(アップタイム)は96.51%だった。ダウンタイムが2番目に長かったのは、ファースト・バンコーポレーションで、1日と2時間に相当する1,595分(アップタイム:98.18%)。ワースト3〜5位は、それぞれ、542分のコンパス・バンクシェアーズ(同99.38%)、453分のコロニアル・バンク(同99.48%)、428分のPNCファイナンシャル・サービス・グループ(同99.51%)だった。
ピングダムによれば、今回の調査結果について同5行にコメントを求めたが、回答は得られなかったという。
数年来、多数の調査が明らかにしてきたように、Webサイトのダウンタイムはビジネス・チャンスの喪失につながり、顧客の不満を増大させる原因となる。ダウンタイムによる影響が小さくて済むか、あるいは深刻な問題となるかは、Webサイトに問題が発生した企業と顧客の関係によって決まる。例えば、オンライン・ストアにアクセスできなかった場合と、銀行口座や証券口座にログインできず、取り引きを実行できなかった場合では、前者のほうがユーザーの不快指数は低いだろう。
これら5行とは対照的に、2カ月間のダウンタイムが2時間以内だった銀行は36行であり、うち6行はアップタイムが100%(2カ月間のダウンタイムが4分以下)に達している。この6行は、コメリカ、キーコーポレーション傘下のキーバンク、ワコビア・バンク、マーシャル&イルズリー傘下のM&Iバンク、ナショナル・シティ・コーポレーション、ワシントン・ムーチュアルである。
今回の調査は、ピングダムの提供する「GIGRIB(Green is good, red is bad)」サービスを利用して行われた。同社のITアナリスト、ピーター・アルグアチル氏によれば、GIGRIBとは、分散コンピュータ・ネットワークを通じて、Webサイトの稼働状況を監視するサービスである。
Webサイトの監視は、異なる場所から複数のコンピュータを用いて行われる。コンピュータの過半数が、監視中のWebサイトのトップページにアクセスできないときにのみ、当該サイトはダウンしていると判断される。確認作業には、基本的なサイト情報しか必要としない負荷の軽いHTTPの「HEADリクエスト」を用いているので、Webサイト全体を読み込まなくてもよいという。
GIGRIBサービスが利用しているコンピュータは、米国、欧州、アジアなどさまざまな地域で使用されているものだ。みずからのPCを監視ネットワークのノードとなることに同意すれば、だれでも最大10件までのWebサイトに対する監視サービスを無料で利用できる。収集されたデータは、一般に公開されている。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- ピングダム(スウェーデン)
- http://www.pingdom.com/
- 「GIGRIB」サービス
- http://uptime.pingdom.com/

