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[米国]
マイクロソフト、「BizTalk RFID」のモバイル版を発表
BizTalk Server 2006のRFID技術とモバイル・アプリケーションとの連携をサポート
(2008年04月18日)
米国Microsoftは4月17日、BizTalk Server 2006ベースのRFID技術にモバイルをサポートする機能を加えた「BizTalk RFID Mobile」を発表、ベータ版のダウンロード提供を開始した。
BizTalk RFID Mobileは、RFIDタグのデータを収集するモバイル・アプリケーションの基盤になるとMicrosoftは説明している。対応プラットフォームはWindows CE 5.0とWindows Mobile 5.0。
今回リリースされたベータ版は、既存の非公開ベータ版を拡張したもので、より多くのユーザーに提供される。Microsoftによると、BizTalk RFID Mobileの正式版は今年第4四半期に出荷される予定という。
昨年9月にリリースされた業務システム連携/BPM(ビジネス・プロセス管理)製品の新バージョン「BizTalk Server 2006 R2」には、一定距離内のRFID信号を読み取る固定データ収集ポイントに対応したRFIDサポート機能が追加されたが、BizTalk RFID Mobileでは、同機能をモバイル・デバイスに実装することが可能となっている。Microsoftは、同ツールを提供することで、企業インフラにおけるデータ収集/配布のハブとしてBizTalkを利用し、収集されたRFIDデータをビジネス・インテリジェンス(BI)やワークフローなどのシステムに提供できるようにすることを目指している。
米国ABI ResearchのRFIDおよび非接触技術担当リサーチ・ディレクター、マイケル・リアード(Michael Liard)氏は、「RFID技術のエンドユーザーは、モバイル・アプリケーションのサポートを求めている。Microsoftはこのニーズに対応し、新タイプのアプリケーションを開発できるようにしようとしている。これはBizTalk製品ラインの自然な進化だ」と分析している。
BizTalk RFID Mobileでは、ユーザーはモバイル・デバイス上のRFIDデータ収集機能と特定のアプリケーション(命令セット)を組み合わせて利用することができる。これにより、例えば、サプライチェーンを移動する商品の在庫を一貫してチェックし、出荷漏れがないか、正しい受取人に配送されたかなどを確認できるシステムを構築することが可能になるとしている。
Microsoftのコネクテッド・システム部門でリード・プロダクト・マネジャーを務めるスティーブ・スローン(Steve Sloan)氏は、「われわれの目的は、散在する大量のRFIDデータを集約して有効活用できるようにするプロセスをシンプルにすること。BizTalk RFID Mobileの提供はその実現に向けた第一歩だ」と述べている。
Sloan氏によると、Microsoftは近々、BizTalk RFID Mobileを同社のシステム管理ソフトウェア「System Center Operations Manager」と連携させて、モバイル・デバイスをサーバと共に集中管理できるようにする計画だ。これにより、ユーザーはデバイスをリモートで管理できるようになるという。
(John Fontana/Network World米国版)
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