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[米国]
P&Gら大手5社、携帯電話によるクーポン・サービスの試験運用を実施へ
25〜34歳を対象にペーパーレスで手軽さをアピール
(2008年04月21日)
米国Procter&Gamble(P&G)ら一般消費財メーカー5社は、大手小売りチェーンの米国Krogerと提携し、携帯電話を利用したクーポンの提供を試験的に導入するプロジェクトを開始することを明らかにした。
同プロジェクトにはP&Gのほか、米国Clorox、米国Del Monte、米国Kimberly-Clark、米国General Millsが参加しており、試験期間は今春から4カ月間。5社は「携帯電話を利用したクーポンを、消費者がどのように利用するか調査したい」としている。
同プロジェクトに参加するユーザーは、携帯電話にクーポンの提供を手がける米国Cellfireのモバイル・マーケティング・アプリケーションをダウンロードし、かつKrogerのポイント・カードを所有していることが条件となる。
ユーザーは携帯電話とポイント・カードを持ってKrogerに行き、Cellfireのアプリの中から利用したいクーポンを見つけたら、アプリ上でそのクーポンを選択する。すると、クーポン情報(値引き情報)がKrogerのコンピュータ・システムに送信され、Krogerのシステムに保存されている同社のポイント・カード番号との照合が行われる。ユーザーがレジでポイント・カードを提示すると、クーポンによる値引きが適用されるという仕組みだ。
なお、使用済みや期限切れのクーポンは、ユーザーの携帯電話とポイント・カードから自動的に削除され、規定以上の利用は防止されるという。
5社は携帯電話を利用したクーポン・サービスを、25〜34歳の消費者にアピールしたい考えだ。この年齢層は、ベビー用品や掃除用品、そのほかの日用品も購入する客層だが、従来の紙のクーポンを使わない傾向がある。
Del Monte Foodsでデジタル・マーケティング・ディレクターを務めるタイ・ドゥーン(Tai Doong)氏は「日用品を購入する際に携帯電話を利用するような消費者が、どのような客層なのかを知りたい」と語る。なお、同氏は、Del Monteがこのプロジェクトで負担する費用の詳細は明らかにしなかった。
調査会社の米国IAG Researchで通信セクター担当上級副社長を務めるロジャー・エントナー(Roger Entner)氏は、「消費者の中には、クーポンの活用に熱心な層が存在する。簡単にクーポンが入手でき、しかも携帯電話を利用してペーパーレス化を図る試みは、よい方法だ」と評価している。
(Linda Rosencrance/Computerworld米国版)
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