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【Product Review IT運用管理】
System Center(マイクロソフト)
統合システム運用管理ソフトウェア
(2008年06月18日)
ITILを拡張した管理フレームワーク
「MOF」ベースの運用管理製品群
マイクロソフトの「System Center」は、同社が提供するシステム運用管理ソフトウェア製品群を包括するブランド名である。System Centerという製品ブランドは2006年に発表された。それ以降、従来から個別に展開されていた製品も統合する形で、ラインアップの拡充が進められている。
System Center製品群に共通する特徴は、ITILをベースにマイクロソフトが策定したMOF(Microsoft Operations Framework)という運用管理フレームワークを採用している点である。同社によれば、MOFはITILを包括する内容に加えて、パートナー企業からのフィードバックや、同社におけるWindowsシステムの運用管理ノウハウを取り入れたものだという。
以下、System Center製品の中でも特徴的な2製品について解説する。
分散環境の監視にも配慮した
「Operations Manager 2007」
「System Center Operations Manager 2007」は、Windowsシステムの監視・管理を統合的に行うためのソフトウェアで、従来の「Microsoft Operations Manager 2005」の後継製品にあたる。
旧バージョンが個々のサーバの状態監視に重点を置いていたのに対して、Operations Manager 2007では、分散アプリケーションの監視にも配慮されている。具体的には、分散アプリケーションをサービスとしてモデル化する機能が提供され、定義されたモデルの監視という形で分散環境への対応を可能としている。サービス・モデルの定義には分散アプリケーション・デザイナーを利用する。
また、Operations Manager 2007向けに、マイクロソフトのOS、サーバ・ソフトウェア、アプリケーションなどの運用ノウハウをパッケージ化した「管理パック」が提供されている。対応する管理パックを導入することで監視・管理業務の効率化を図ることができる。
必要な情報を一元管理する
「Configuration Manager 2007」
「System Center Configuration Manager(SCCM)2007」は、企業内のIT資産やシステム環境の管理/展開/評価を包括的に行うソリューションである。これまで「System Management Server(SMS)」と呼ばれていた製品の後継に当たり、「Operating System Deployment」「Software Distribution」といった管理ツールなどを提供している。もちろん、「Windows Server 2008」と連携し、クライアント管理やソフトウェアの配布/展開なども実行可能だ。
今後もMicrosoftは、System Center製品群を拡張していくと見られている。同製品群が充実することで、MOFが対象とする運用管理領域は、すべて網羅されることになるだろう。
| Operations Manager 2007の分散アプリケーション・デザイナー |
●Spec Sheet
製品名 System Center
開発元 マイクロソフト
稼働環境 要問い合わせ
価格 要問い合わせ
URL http://www.microsoft.com/japan/systemcenter/
(Computerworld.jp)


