【 ここから本文 】

オフィス/業務支援

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


[米国/フランス] 【Fall VON】
IBMとアルカテルがユニファイド・コミュニケーションで提携、マイクロソフトに対抗へ

Lotus Sametime用のOmniTouchプラグインを開発

(2007年10月31日)

 米国IBMとフランスのアルカテル・ルーセントは10月30日、ユニファイド・コミュニケーション分野で提携したと発表した。両社製品の連携強化を図り、マイクロソフトのユニファイド・コミュニケーション製品に対抗する。

 IBMとアルカテル・ルーセントの提携は、ボストンで開催中の「Fall VON」コンファレンス(10月29日-11月1日)で発表された。今回の提携発表に合わせ、アルカテル・ルーセントは「Lotus Sametime」用の音声会議プラグイン「OmniTouch My Teamwork for Lotus Sametime」を披露した。

 このプラグインは、Sametimeのユニファイド・コミュニケーション機能を拡張する「Lotus Sametime Unified Communications and Collaboration API」をベースに開発されたもの。Sametimeとグループウェア「Lotus Notes」の両方から直接Click-to-Conference(クリック&会議通話)できる機能を提供するとともに、Sametimeを通じて音声会議のスケジューリングと管理を可能にする。

 アルカテル・ルーセントの「OmniTouch Unified Communication」とSametimeの両ソフトを有するユーザーであれば、同プラグインを利用することができる。このプラグインは数週間以内にSametimeのパートナー向けサイトで公開される予定だ。

 両社がユニファイド・コミュニケーション分野で協力関係を結んだのは今回が初めてだ。ちなみにIBMは、シスコシステムズやアバイア、ノーテル・ネットワークスなどのネットワーキング・プロバイダーともユニファイド・コミュニケーション関連のパートナーシップを結んでいる。

 今回の提携はIBMの対マイクロソフト戦略が背景にある。IBMは、Sametimeをはじめとする自社のコラボレーション製品を、マイクロソフトのユニファイド・コミュニケーション製品に対するオープン標準の代替選択肢と位置づけている。

 IBMのユニファイド・コミュニケーション/コラボレーション担当プログラム・ディレクター、アキバ・サイーディ氏によると、同社は2年前にSametimeを改良し、ユニファイド・コミュニケーション・ソフト向けの開発プラットフォームとした。「(Sametimeの)オープン標準アーキテクチャは、直接プラグ&プレイできるソフトをパートナーが簡単に開発できるように設計されている」(サイーディ氏)

 アルカテル・ルーセント以外にも、Sametime向けのユニファイド・コミュニケーション用プラグインを開発しているベンダーはある。例えば、Sametime用のClick-to-Call(クリック&コール)機能を開発したシスコとアバイア、Sametime用の音声/ビデオ会議アドオンを提供しているポリコムとラドビジョンなどだ。

 対するマイクロソフトのほうは、ユニファイド・コミュニケーション戦略の要となる「Office Communications Server 2007」を10月中旬に正式発表して注目を集めた(関連記事)。同社はさらに、同サーバのサポート・ベンダーを増やすべく、電気通信会社やネットワーキング/無線携帯端末プロバイダーに対し積極的に接触を図っている。

 しかし、IBMのサイーディ氏によると、マイクロソフトはパートナーの製品と競合する音声/ビデオ機能を自社のプラットフォームに組み込んでいるという。同氏は「われわれは、パートナーがSametimeに付加価値を追加することを望んでいる。言いかえれば、パートナーのプラグインと競合する機能をSametimeで開発する考えはない」と語り、パートナーに対するIBMの方針がマイクロソフトのそれとは異なることを強調した。

(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service ニューヨーク支局)




関連記事

▲ページの先頭へ戻る


特別企画

新時代のRIAプラットフォームで企業情報の価値を最大化する

バックエンド・データとの連携で業務の効率化を強力に支援

注目のリポート/ホワイトペーパー

フレームワーク化されたサプライ・チェーン・プロセスを導入すれば、ビジネス・パフォーマンスはさらに向上する

フレームワーク化されたサプライ・チェーン・プロセスを導入すれば、ビジネス・パフォーマンスはさらに向上する

企業の持続的な成長のためには、サプライ・チェーンの最適化が不可欠

調達から支払いまでのプロセスを“見える化”し、財務サプライチェーンを合理化する

調達から支払いまでのプロセスを“見える化”し、財務サプライチェーンを合理化する

現在のプロセス状況を可視化し、改善ポイントを見つけることがカギ

Windows Server 2008 対応製品(ソフトウェア関連)

SOA/BPM 関連製品

注目のトピック

ワークスタイル革新[New]
業務生産性の向上とワーク・ライフ・バランスの実現を目指して
事業継続マネジメント(BCM/DR)[Update]
万全のBC/DR基盤を構築し企業の信頼を高める
マルチコア・コンピューティング[Update]
ITインフラを最適化しパワーを最大限に生かす
グリーンITの戦略的価値
“環境マネジメント”の視点でITを最適化する
仮想化の“真実”
IT革命を支えるテクノロジー
データセンター革新
次世代ITインフラをいかに構築すべきか
ビジネス・インテリジェンス最新事情
組織と“個”の知的生産性を高める
セキュリティ・マネジメント[戦略と実践]
内外の脅威から企業を守る
Windows Server 2008 World
新世代プラットフォームの実力を探る
コンプライアンス総点検
法令順守の実態を把握し、万全の対策を!
SOAがITを変える
企業はどう備えるべきか
ITIL活用最前線
ITILでビジネスとITを変える
データ・マネジメント
新時代の情報/データ管理基盤を構築するために

Weekly Ranking

集計期間:01/02〜01/08


トピック一覧

ニュース特集

セキュリティ

ソフトウェア&サービス

経営/業務改革

ITマネジメント

データ・マネジメント

プラットフォーム

IT基盤技術

ハードウェア

ネットワーキング

トレンド

IT業界動向


Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国