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[国内]
SAPジャパン、統合アプリ基盤「NetWeaver」の新機能を発表
ビジネスに即したSOAを実現するエンタープライズSOAの優位性を強調
(2007年12月20日)
SAPジャパンは12月19日、同社の統合アプリケーション・プラットフォーム「SAP NetWeaver」の新機能として、Webサービス・リポジトリやSOA(サービス指向アーキテクチャ)開発環境などを提供開始すると発表した。
| SAPジャパン シニアバイスプレジデント パートナー&マーケティング統括本部長 安田誠氏 |
発表に際し、SAPジャパンのシニアバイスプレジデントでパートナー&マーケティング統括本部長を務める安田誠氏は、今日のベンダーが取りうるSOAへのアプローチには2つあると指摘した。その1つがミドルウェアを洗練させていくことでSOAを実現するアプローチで、もう1つがアプリケーションが持つ機能をサービス化するアプローチであるという。
SAPが推進するエンタープライズSOAは後者になる。安田氏は、同社の「SAP ERP」をはじめとするアプリケーションには「すでに標準化され、再利用可能なサービスが数多く含まれており、それを組み合わせることでビジネスでの利用を考慮してSOAを実現できる」と、エンタープライズSOAの優位性を強調した。
続いてSAPジャパンのパートナー&マーケティング統括本部ソリューションマーケティングSAP NetWeaver担当部長、上野陽示氏は、NetWeaverのサービスをエンタープライズ・サービスと位置づけ、アプリケーション機能をエンタープライズ・サービスとして定義する際には、「単にWebサービス化するだけではなく、ビジネスに即した定義が重要」と述べた。
| ビジネス・プロセス・プラットフォームにおける新機能の位置づけ |
なお、今回発表されたのは、Webサービス・リポジトリ「Enterprise Services Repository 7.1」、SOAベースのアプリケーション開発環境「SAP NetWeaver Composition Environment(CE)7.1」、ビジネス・プロセスを統合管理する「SAP NetWeaver Process Integration(IE)7.1」の3機能。
Enterprise Services Repositoryは、数千種類のエンタープライズ・サービスの定義が格納されたWebサービス・リポジトリ。Webサービス・リポジトリの標準仕様であるUDDI(Universal Description, Discovery and Integration)3.0に準拠し、それぞれのサービス・インタフェースには、国際標準に基づいてデータ型を定義したGlobal Data Typeが利用されている。
SAP NetWeaver CE 7.1は、コンポジット・アプリケーションの開発/実装を容易にするSOA開発環境。Enterprise Services Repositoryを通してエンタープライズ・サービスにアクセスし、モデリングを主体とした手法でアプリケーションを開発することができる。Java EE 5をサポートしており、Java VMには同社独自のものを採用している。
SAP NetWeaver IE 7.1は、エンタープライズSOAの標準基盤と位置づけられ、WS-BPEL(Business Process Execution Language for Web Service)2.0やWS-RM(Web Services Reliable Messaging)などのWebサービス標準に対応している。Enterprise Services Repositoryと連携することで、SOAベースのビジネス・プロセス構築を支援する。
(大川 泰/Computerworld)
- SAPジャパン
- http://www.sap.com/japan/
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