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[米国]
Gates氏、「次期Officeの一部機能をホステッド・サービスで提供する」と明言
「ただし提供する機能は『Google Apps』よりも限定的」と予防線
(2008年02月12日)
米国Microsoftで会長を務めるビル・ゲイツ(Bill Gates)氏は2月11日、カリフォルニア州サンノゼで開催された「Microsoft Office System Developer Conference 2008」において、「2007 Office system」の次期バージョンとなる「Office 14」(開発コード名)の一部の機能を、ホステッド・サービスで提供する予定であることを明らかにした。
Microsoftは、Office 14の詳細な機能については明らかにしなかったものの、Office 14ではOfficeアプリケーションのデータを、オンラインで閲覧/編集できるようになるとしている。
同社はすでに、Webベースのインタフェースを実装し、https経由で多彩な機能を実現する「Outlook Web Access」をリリースしている。Gates氏によると、Office 14に包含されるOfficeアプリケーションも、Outlook Web Accessと同様にhttps経由で利用できるようにする予定だという。
「Outlook Web Accessは一部機能が制限されているが、ネット・カフェなどから利用するぶんには十分な機能を備えている。Office 14の全モジュールで、Outlook Web Accessと同等の機能を実現したいと考えている」(Gates氏)
Windows開発者向けのブログ「AeroXperience」によると、Office 14のベータ版は2008年中、製品版は2009年中に登場する予定だという。
なおGates氏は、同氏の講演を聴講していた開発者から、「Microsoftは今後、米国Googleが提供する『Google Apps』と同様の機能をオンラインで提供する予定があるのか」との質問に、「さまざまな方法でOfficeのデータにアクセスできるようにするつもりだが、Google Appsほど多彩なものにはならない」との見解を示した。
「例えばExcelのスプレッドシートでは、あらゆるデータ・モデルをオンラインで作成するのは無理だとしても、ドキュメントを読んだり、一部の条件を変更したりといった簡単な作業なら可能となるだろう」(Gates氏)
Google Appsは、現時点では主に小規模企業が利用しており、Officeの有力な対抗馬として注目されている。一方、Microsoftは同社の“稼ぎ頭”であるOffice製品群を、オンライン化するのが遅すぎるとの批判を受けてきたという経緯がある。
(James Niccolai/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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