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【解説】
実態調査に見るITエンジニアの“現実”と“仕事観”――3人に1人が転職願望
人材育成のカギは労働環境の改善と社外交流の推進にあり
(2008年06月10日)
職場と仕事に関する意識
以上のとおり、長い残業時間や硬直的な就労時間の実態が明らかにされたが、そのような状況をITエンジニア自身がどのように意識しているかとなると、個人による違いが大きい。
「仕事よりもプライベートな時間を大切にする」という回答は「非常に当てはまる」「やや当てはまる」を合計すると半数を超えている(図8)。「職場では自分の都合で柔軟に休暇が取れる」という回答も半数近くに上った。ただ、逆に半数強は自由に休暇が取れない状況にあり、また、ほぼ3人に1人が「慢性的な残業で疲れ切っている」と回答している。
会社に対する満足度に関係した質問では、現在の報酬、スキル・アップのための機会や制度、会社の経営方針やビジョンに対して総じて厳しい見方をしていることが明らかになった。そのためか、「この会社にいれば自分は成長できると思う」と考えている人は2割にも満たない。
| 図8:職場と仕事に関する意識 |
仕事と処遇・評価に関する意識を調査した結果が図9である。現在の報酬については満足度がさほど高くないという結果が出ていたが(図8)、一方で給与こそが重要だという考えは少数派であることが示された(図9)。調査結果からは、自分自身が成長でき、面白くてやりがいを感じ、結果に対して人から賞賛や評価を受けられる環境を望んでいることがうかがえる。
| 図9:仕事と処遇・評価に関する意識 |
現在の満足度を調査した結果が図10である。満足度を高めるという点では、会社が良い組織であることと、働く仲間に恵まれていることの重要性を読み取ることができる。
| 図10:会社や仕事への満足度 |
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