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【解説】
「できる部下」の管理術、「できない上司」の対処法
ストレスをためないオフィス・コミュニケーションの心得
(2008年08月26日)
秘訣6
部下の才能を過信しない
優秀な部下だからといって、すべての業務を丸投げしてはならない。彼らの仕事のプロセスを邪魔しないことと、管理職の権限を放棄することは同意語ではない。上司の役割は、部下に新しいアイデアを考えさせ、部下を監督し、チーム内の調整を図ることである。
“優秀”といっても、そのタイプはさまざまだ。例えばプログラマーとしては天才であってもIT業界動向に疎ければ、顧客が求めているソフトウェアをプログラミングすることは難しいだろう。コミュニケーション・スキルがなければ、顧客の要求をうまく引き出せない可能性もある。
優秀な部下を持った上司が犯してしまう最大の過ちは、すべての決定事項を部下に委ねてしまうことだという。GeekLeaders.comのGlen氏は、「1つの分野に長けている人間が、あらゆる分野ですぐれていると思いこむのは、その人間を破滅に追い込むことと同じだ」と警告する。
秘訣7
謙虚な心を持ち続ける
テクニカル・マネジャーの立場ならば、自分より頭のよい部下を持つ確率はほぼ100%だ。「そうでなければ、管理職として部下の採用基準を見直したほうがよい」とNixon氏は言う。ちなみに同氏は、10年間の開発部門勤務のうち、約2年半はテクニカル・マネジャーとして活躍していた。
部下のほうが頭がよい──。この事実を理解すれば、部下を理不尽に抑圧したり、知ったかぶりをしたりしなく(できなく)なるはずだ。「そのうえで上司は、『このチームをマネージングできて幸せだ』ぐらいの気持ちを持ち続けることが大切だ」とNixon氏は語る。
同氏によると、プログラミング出身のマネジャーが、自分のチーム・メンバーに劣等感を抱くケースは多いという。
「上司はチームの中で最も優秀であらねばならないという考えを捨てるべきだ。仕事ができる部下を上司が脅威と感じる環境は、決して健全とは言えない」(Nixon氏)
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