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[米国/ドイツ]
SAP関連の技術者に対する雇用が大幅拡大――給与水準はウナギのぼり
Lotus Notes/DominoやExchange関連の雇用は下落傾向に
(2008年09月12日)
| SAPジャパンでもSAP認定資格の試験を実施している |
コンサルティング/調査会社の米国Foote Partnersは先ごろ、ここ数カ月間でSAP関連製品の技術に精通している人材に対する雇用需要が、飛躍的に拡大しているという分析結果を発表した。
Foote PartnersでCEOを務めるデビッド・フット(David Foote)氏は、「企業にとって、SAP関連の技術と経験を持つ人材を獲得することは、難しくなっている。この傾向は少なくとも今後1年半、あるいはそれ以上続くと予想している」と語った。
同社の分析リポートによると、2008年上半期で、SAP認定の資格を有していないものの、SAP関連の技術と経験を持つ技術者の給与水準は大幅に上昇し、その上昇率は25-30%も上ったという。
特に、SAPの統合アプリケーション・プラットフォームである「SAP NetWeaver」を中心としたスキルに対する賃金が上昇している。ただしフット氏は、「SAP ERP 4.6やSAP ERP 6.0にしがみついている人材にとっては、雇用環境は決してバラ色ではない」とも指摘した。
需要が高まっている分野は、SAP関連だけではないようだ。ベンダー別ではOracle関連のスキルを持つ人材は不足しており、給与水準も上昇しているという。また分野別では、ワイヤレス・ネットワーキング、PHP開発、ビジネス・インテリジェンス(BI)、ネットワーク・セキュリティなどのスキルを持つ技術者の給与も、2008年上半期中に大きく上昇している。
一方、給与水準が下落している分野もある。リポートによると、例えば米国IBMの「Lotus Notes/Domino」や米国Microsoftの「Exchange」関連の技術者に対する給与は下落傾向にあるという。
SAPで広報を担当するサスワト・ダス(Saswato Das)氏は、IDG News Serviceの取材に対し、「SAP従業員と、パートナー企業で働くSAPコンサルタントとは、明確に区別するべきだ」としたうえで、以下のようにコメントした。
「SAPソリューションに対する需要が高まった結果、SAP関連の技術を持つITコンサルタントの需要も増加している。われわれはパートナー企業と協力し、市場のニーズを満たすためのパイプラインの構築に取り組んでいる」(ダス氏)
ダス氏によると、SAPは過去18カ月間で2万人のSAP技術者を有資格者として認定したという。
「認定資格者数は順調に増えており、2008年中に目標とする3万人に到達する見通しだ。またSAP自身については、ほぼ問題なく優秀な人材を確保できている」(ダス氏)
(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)
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