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[米国]
【フォレスター予測】
2006年の米国IT投資は減速、2007年にはさらに鈍化へ
(2006年10月23日)
米国の市場調査会社フォレスター・リサーチは、同社の10月13日付けのリポートで、米国内の企業・組織におけるIT投資の伸び率が2006年は以前に行った見通しを下回り、2007年はさらに鈍化するだろうと予測している。
フォレスターは毎年、米国商務省の公表データなどに基づいてIT投資予測を行っており、2004年と2005年のIT投資額について政府が数値を改定したことを受け、IT投資の見通しを引き下げたとしている。例えば、商務省は2005年のIT投資額を350億ドル、2004年のIT投資額を150億ドル下方修正したという。また、フォレスターは大手グローバルITベンダーの売上高の動向もIT投資予測に利用しており、こうしたベンダーの2006年第1および第2四半期の売上げが減速していることから、IT投資が今後、鈍化するという予想を打ち出したという。
フォレスターはリポート「U.S. IT Spending Summary: Q2 2006」で、「大手グローバルITベンダーの米国での売上高は、2005年と2006年第1四半期には7〜9%だったIT支出の伸び率が、2006年第2四半期には4%に低下したことを示している」と述べている。
また、同社は商務省の今年夏の発表値を基に、2006年のIT支出は前年比で6%増加するとの見通しを示している。商務省のデータによると、米国企業の2006年第1四半期のIT投資額は4,820億ドルで、第2四半期は4,800億ドルだった。第1四半期の投資対象別の内訳は、コンピュータおよび周辺機器が880億ドル、ソフトウェアが2,030億ドル強、通信機器が約1,080億ドル、その他が1,900億ドル。第2四半期の投資額はソフトウェアが2,070億ドルと増加したものの、コンピュータおよび周辺機器が850億ドル、通信機器が1,010億ドル、その他が1,870億ドルとそれぞれ減少した。
だが、フォレスターは米国企業の第3四半期のIT支出が496億ドル強と、前年同期比で9%伸びると予測している。「第3四半期の支出は第2四半期よりも増えるだろう。米国経済が好調だった第1四半期やその直後に行われた購入決定に基づく支出が、第3四半期の数字に反映されてくるからだ」と同社はリポートで述べている。
フォレスターのバイスプレジデント、アンドルー・バーテルズ氏はリポートで、政府の改定値がフォレスターの予測にどのように影響したかを説明している。フォレスターは以前の数値を基にIT支出の増加を予測していたが、現在では、今後の見通しは明るいものではない、というのが同氏および同社の見解で、リポートで以下のように述べている。「2006年第2四半期のデータは、米国のIT支出の回復が鈍化していることを示している。まだ数四半期は持ち直しが見られそうだが、2007年にIT支出が減速するという見通しが非常に現実的なものになってきたようだ」
(デニス・ドゥビー/Network World オンライン米国版)
- 米国フォレスター・リサーチ
- http://www.forrester.com/



















