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[世界]
【アイサプライ予測】世界携帯電話加入者数、年内に26億人、2010年には40億人に
(2006年11月13日)
市場調査会社の米国アイサプライは11月10日、格安端末の普及を背景に世界の携帯電話加入者数が年内に26億人に達し、2010年までに40億人に増加するとの見通しを明らかにした。
アイサプライは、携帯電話業界が格安端末の提供に力を入れるなか、インドや中国などの発展途上国で新規加入者が伸びていることが、携帯電話利用者の急速な増加につながっていると指摘している。同社の副社長デール・フォード氏は、アフリカや中東も新規加入者の増加に大きく貢献していると話している。
携帯電話業界は、既存の携帯電話ネットワークの利用者を拡大するための一環として、昨年初めに格安端末の普及への取り組みに乗り出した。GSM Association(GSMA)がメーカーに、コストが30ドル未満の端末の設計を募り、競争に勝利して最終的に選定されたモトローラが、バングラデシュ、中国、インド、ロシアなど新興市場の携帯事業者に端末を供給する契約を獲得した。これらの事業者はGSMAが支援するプログラムを通じて何百万台もの端末を発注した。
GSMAが格安端末の普及に乗り出したのは、GSMネットワークの全世界でのカバー範囲を検討した結果、端末が行き渡れば、同ネットワークの利用者が10億人以上に拡大する可能性があると判断したためだ。
GSMAは、2008年までに端末コストを15ドルに半減させるという新たな目標を掲げている。テキサス・インスツルメンツ(TI)やメディアテック、インフィニオン・テクノロジーズなど、最も高価な携帯電話部品を開発している半導体メーカーは、15ドルという目標は達成可能としており、今年末までに20ドルの端末が登場するだろうとの見通しを示している。
アイサプライは、インドが来年、格安端末の普及の牽引役となると見ている。同社では、インドの携帯電話加入者数が今年末に1億4,000万人、2010年までに4億500万人に達すると予測している。
インドの電気通信規制庁(TRAI)は、9月末時点の同国の携帯電話利用者数を1億2,950万人と報告している。昨年末の7,590万人から大幅増となっている。
また、中国の通信業界の監督官庁である情報産業部(MII)によると、中国の携帯電話利用者数は昨年末には3億9,300万人、9月末で4億4,320万人だった。
(ダン・ニーステット/IDG News Service 台北支局)
- 米国アイサプライ
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