【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : キャリアアップ
- >
キャリアアップ
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
【ガートナー調査】
IT部門に必要なのはビジネス・センス――1,400人のCIO調査で明らかに
(2007年02月16日)
米国ガートナーは2月14日、約1,400人のCIO(最高経営責任者)を対象としたIT戦略に関する調査と、同調査を基にした分析結果を発表した。それによると、多くのCIOはIT部門の社員にはビジネス・センスが必要であると考えていることが浮き彫りになった。
同調査はガートナーが2002年から毎年行っているもので、全世界のCIOを対象にしている。その内訳は北米が47%、欧州が39%、アジア太平洋地域が10%、ラテンアメリカが4%となっている。
ガートナーではCIOが注目すべき課題として、「すぐれた技術の提供」「組織のアジリティ(俊敏性)の向上」「情報の有効活用」「イノベーション(改革)の実行」の4項目を挙げ、今回の調査を4項目に当てはめて分析している。
調査を統括したガートナー・グループの副社長、マーク・マクドナルド氏は、情報の有効活用について、その重要性を次のように指摘する。
「必要な情報を的確に抽出し、分析や意思決定に活用できるかどうかは、CIOの手腕次第だ。実際、情報を“管理する資産”ではなく、“活用する資源”として考えている企業は、好調な業績を上げている」(マクドナルド氏)
「イノベーション(改革)」に関しては、回答者の86%が「重要」だと考えているにもかかわらず、目標達成の「十分条件」だと回答したのはわずか26%だった(複数回答)。
予算に関する項目では、IT部門の予算は4年連続で増加しており、米国企業のIT部門の伸び率は前年比3.4%、世界の企業のIT部門の伸び率は同3.0%だったことが明らかになった。ただしマクドナルド氏は、IT部門の予算は十分ではないと指摘する。
「経営者は『少ない予算で大きな成果』を期待するが、『獲得した予算で相応の成果』しか上げられないのが現実だ」(マクドナルド氏)
同氏はCIOとして成功する人物は、IT部門の全社員にビジネス・スキルを習得させることを最優先課題として認識していると語る。
「特に複数の専門分野を抱える企業では、CIOだけでなくIT部門の全社員がビジネスの“センス”と“知識”を兼ね備え、常に自社の業績を把握している必要がある。これは、獲得した予算を最大限効果的に活用するためだ。ただし、そういった人材を確保することは容易ではなく、多くのCIOがこの問題に直面している」(マクドナルド氏)
雇用に関する項目では、回答者の70%以上が、IT部門のスタッフを確保する手段として、社内の人材を活用するよりも、他社のIT部門から引き抜きたいと考えていることが明らかになった。
最後に同氏は、CIOの重要な役割として全社員の教育を徹底させることを挙げる。
「特定分野のスキルアップを目的とするセミナーから日常のランチ・ミーティングまでフルに活用し、全社員が自社のビジネスをふかん的に見られるようにする必要がある」(マクドナルド氏)
(ナンシー・ウェール/IDG News Service ボストン支局)
- 米国ガートナー
- http://www.gartner.com/
競争優位に立つために、2007年は投資の早期回収を目指せ
第1回 「オフショア・プロジェクト・マネジャー」
ECM/CMSではカバーしきれない最重要コンテンツ



















